Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 インストールガイド

resetconn の使用

resetconn サブコマンドを使用して、設定ディレクトリのコネクタの状態をアンインストール済みにリセットできます。たとえば、ハードウェアの障害によってコネクタをアンインストールできない場合、resetconn を使用してコネクタの状態をアンインストール済みに変更すると、そのコネクタを再インストールできます。


注 –

resetconn サブコマンドは、ハードウェアやアンインストーラの障害時にのみ使用することを目的としています。


コマンド行からコネクタの状態をリセットするには、端末ウィンドウ (またはコマンドウィンドウ) を開いて、次のように idsync resetconn コマンドを入力します。

idsync resetconn [-D bind-DN] -w bind-password\> | - 
[-h Configuration Directory-hostname] [-p Configuration Directory-port-no] 
[-s rootsuffix] -q configuration_password [-Z] [-P cert-db-path] 
[-m secmod-db-path] -e directory-source-name [-n]

次に例を示します。

idsync resetconn -w admin password -q configuration_password -e "dc=example,dc=com"

「prepds の使用」では、resetconn に固有の引数について説明します。

表 A–7 idsync resetconn の引数

引数 

説明 

-e dir-source

リセットするディレクトリソースの名前を指定します。 

-n

実際の変更を行わずに操作の影響をプレビューできるようにセーフモードで実行します。 


注 –

idsync printstat を使用してディレクトリソースの名前を見つけることができます。

その他の resetconn 引数の詳細については、「Idsync サブコマンドに共通の引数」を参照してください。