resetconn サブコマンドを使用して、設定ディレクトリのコネクタの状態をアンインストール済みにリセットできます。たとえば、ハードウェアの障害によってコネクタをアンインストールできない場合、resetconn を使用してコネクタの状態をアンインストール済みに変更すると、そのコネクタを再インストールできます。
resetconn サブコマンドは、ハードウェアやアンインストーラの障害時にのみ使用することを目的としています。
コマンド行からコネクタの状態をリセットするには、端末ウィンドウ (またはコマンドウィンドウ) を開いて、次のように idsync resetconn コマンドを入力します。
idsync resetconn [-D bind-DN] -w bind-password\> | - [-h Configuration Directory-hostname] [-p Configuration Directory-port-no] [-s rootsuffix] -q configuration_password [-Z] [-P cert-db-path] [-m secmod-db-path] -e directory-source-name [-n]
idsync resetconn -w admin password -q configuration_password -e "dc=example,dc=com"
「prepds の使用」では、resetconn に固有の引数について説明します。
表 A–7 idsync resetconn の引数
引数 |
説明 |
---|---|
-e dir-source |
リセットするディレクトリソースの名前を指定します。 |
-n |
実際の変更を行わずに操作の影響をプレビューできるようにセーフモードで実行します。 |
idsync printstat を使用してディレクトリソースの名前を見つけることができます。
その他の resetconn 引数の詳細については、「Idsync サブコマンドに共通の引数」を参照してください。