Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 インストールガイド

設定パスワードの指定

製品の設定ディレクトリに格納されている間やネットワーク上で転送される間に機密情報を保護するために、Identity Synchronization for Windows は設定パスワードを使用します。管理者はコアのインストール時に設定パスワードを指定します。コンソールを開いたり、Identity Synchronization for Windows インストールプログラムを実行する場合にこのパスワードを指定します。


注 –

システムマネージャーはコネクタに渡す前に設定パスワードにアクセスする必要があります。このため、システムマネージャーはこのパスワードを初期設定ファイルに格納します。

ファイルシステムのアクセス制御は、非特権ユーザーがシステムマネージャーの初期設定ファイルにアクセスできないようにします。Identity Synchronization for Windows インストールプログラムは、このパスワードにパスワードポリシーを強制しません。

設定パスワードの選択時にセキュリティーを強化するには、「セキュリティーの強化」を参照してください。