移行中にパスワードを変更したユーザーは、Windows NT および Directory Server で別のパスワードを持つことになります。forcepwchg ユーティリティーを使用して、Identity Synchronization for Windows バージョン 1.0 からバージョン 6.0 への移行プロセス中にパスワードを変更したユーザーにパスワードの変更を求めることができます。
forcepwchg ユーティリティーは Windows パッケージにのみ付属しています。
forcepwchg を使用する前に、次を確認する必要があります。
userpassword 属性に 7 ビット値を強制するための、Directory Server の 7 ビットチェックプラグインの設定を必ず解除してください。これには、Directory Server のコンソールを使用します。
認証に使用しているクライアントが値を使用しているロケールから UTF-8 に正しく変換する必要があります。(たとえば、Directory Server に付属の ldapsearch の -i オプション )。
コマンドプロンプトウィンドウを開いて、移行を実行しているホスト上の Windows migration ディレクトリに移動します。コネクタ、変更検出機能 DLL、パスワードフィルタ DLL のような Identity Synchronization for Windows 1.0 NT コンポーネントを PDC ホストにインストールしてください。
migration ディレクトリから次のように入力します。
java -jar forcepwchg.jar [-n] [-a] [-t < time_specification\>] |
forcepwchg.jar -n -a forcepwchg.jar -t 33m |
「forcepwchg 移行ユーティリティーの使用」では、forcepwchg に固有の引数について説明します。