この手順では、Directory Proxy Server をネイティブパッケージからインストールする方法について説明します。この手順を実行するには、root である必要があります。
このインストール用に、次の図に示す Java Enterprise System Update 1 配布を入手します。
インストールに必要なすべての情報を次のワークシートに記入します。
必須情報 |
ヒント |
解答 |
---|---|---|
Directory Proxy Server のインストール先システムの完全修飾されたホスト名 |
例: dps.example.com | |
(省略可能) Directory Service Control Center からアクセスするための cacao 共通エージェントコンテナのポート番号 |
デフォルト: 11162 | |
Directory Proxy Server インスタンスの作成先のファイルシステムパス |
例: /local/dps/ インスタンスを作成できるのはローカルファイルシステム上のみです。NFS などのネットワークマウントのファイルシステム上に作成しないでください。 各パスは、以後 instance-path と呼ばれます。 | |
LDAP ポート番号 |
デフォルト: root でインストールする場合は 389、root 以外でインストールする場合は 1389 | |
LDAP/SSL ポート番号 |
デフォルト: root でインストールする場合は 636、root 以外でインストールする場合は 1636 | |
ディレクトリプロキシマネージャー DN |
デフォルト: cn=Proxy Manager | |
ディレクトリプロキシマネージャーのパスワード |
8 文字以上の長さが必要 | |
(UNIX プラットフォーム) サーバーユーザー (uid) |
例: noaccess | |
(UNIX プラットフォーム) ユーザーグループ (gid) |
例: noaccess | |
(省略可能) 各サーバーがプロキシを通してアクセスするための接続情報 |
例: ds1.example.com:1389、ds2.example.com:1636 |
使用しているプラットフォームに必要なパッチまたはサービスパックをインストールします。
『Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 リリースノート』の「オペレーティングシステムの要件」を参照してください。
Java Enterprise System の配布を使用して、Java ES インストーラを root として実行します。
root# ./installer |
Directory Proxy Server コンポーネントをインストール対象として選択します。
多言語パッケージをインストールしない場合は、「選択したすべてのコンポーネントに多言語パッケージをインストール」チェックボックスを選択解除します。
ソフトウェアを 6.3 にアップグレードするため、あとで設定することを選択します。
Java ES インストーラによるインストール作業を完了します。