Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

プラグインの署名の検証

Directory Server が提供するプラグインは、それぞれがデジタル署名を持ち、サーバーの起動時にこれが検証されます。デフォルトでは、サーバーはプラグイン署名を検証します。ただしそのあと、署名の存在や有効性に関係なく、すべてのプラグインがロードされます。

署名の検証には、次のような利点があります。

Procedureプラグインが署名されていることを Directory Server で強制的に確認する

  1. cn=configds-verify-plugin-signatureon に設定します。

  2. Directory Server を再起動します。

    プラグインに署名がない場合、サーバーはエラーメッセージをログに記録します。

ProcedureDirectory Server でプラグインの署名を強制的に検証する

  1. cn=configds-verify-plugin-signatureon に設定します。

  2. cn=configds-require-valid-plugin-signatureson に設定します。

  3. Directory Server を再起動します。

    プラグインが署名されていないか、署名が無効である場合、サーバーは起動しません。