Sun Java System Directory Server Enterprise Edition 6.3 トラブルシューティングガイド

SYNCING 状態のコネクタのトラブルシューティング

すべてのコネクタが SYNCING 状態になっていても、変更が同期されていない場合は、同期設定が正しいことを確認します。

Identity Synchronization for Windows コンソールを使用して、変更と作成が正しい方向、たとえば Windows から Directory Server に同期されることを確認します。また、変更される属性が同期された属性であることを確認します。作成されたユーザーエントリが同期されていない場合は、Identity Synchronization for Windows コンソールでユーザー作成フローが有効になっているか確認します。


注 –

パスワードは常に同期されます。


引き続き問題が発生する場合は、ソースコネクタがユーザーに対する変更を検出するかどうかを確認します。ユーザーが追加または変更したディレクトリソースのコネクタが変更を検出するかどうかを確認するには、セントラル監査ログを使用します。また、ターゲットコネクタが変更を処理するかどうかも確認します。