Sun Java System Identity Server 2004Q2 管理ガイド |
付録 A
エラーコードこの付録では、Sun Java System Identity Server によって生成されるエラーメッセージの一覧を示します。この一覧にすべてが網羅されているわけではありませんが、この章の情報は一般的な問題に対処するための開始点として役立ちます。この付録の各表には、エラーコード、エラーの説明や考えられる原因、および、発生した問題を修正する方法が示されています。
この付録では、次の機能分野に関連するエラーコードの一覧を示します。
エラー診断に支援が必要な場合は、次の Web サイトから Sun テクニカルサポートに連絡してください。
http://www.sun.com/service/sunone/software/index.html
Identity Server コンソールのエラー次の表は、Identity Server コンソールによって生成され表示されるエラーコードの一覧です。
認証エラーコード次の表は、認証サービスによって生成されるエラーコードの一覧です。これらのエラーは、認証モジュールでユーザーや管理者に表示されます。
ポリシーエラーコード次の表は、ポリシーフレームワークによって生成され、Identity Server コンソールに表示されるエラーコードの一覧です。
amadmin エラーコード次の表は、amadmin コマンド行ツールによって生成され Identity Server のデバッグファイルに書き込まれるエラーコードの一覧です。
表 A-4 amadmin エラーコード
エラーメッセージ
コード
説明/考えられる原因
対処方法
エラー 1: 引数が足りません。--runasdn または -u 、--password または -w のいずれか、--passwordfile または -f のいずれか、--schema または -s のいずれか、--data または -t のいずれか、および --addAttributes または -a のいずれかは、それぞれ必須の引数であり、それぞれの値がコマンド行で指定されていることを確認してください。
1
引数が足りない
必須の引数 (--runasdn、--password、--passwordfile、--schema、--data、および --addAttributes) とそれぞれの値がコマンド行で指定されていることを確認する
エラー 2: 入力 XML ファイルが見つかりません。
2
入力 XML ファイルが見つからなかった
構文をチェックし、入力 XML ファイルが有効であることを確認する
エラー 3: --runasdn または -u 引数の値としてユーザー DN を指定してください。
3
--runasdn の値としてユーザー DN が指定されていない
--runasdn の値としてユーザー DN を指定する
エラー 4: --deleteService 引数の値としてサービス名を指定してください。
4
--deletservice の値としてサービス名が指定されていない
--deleteservice の値としてサービス名を指定する
エラー 5: --password または -w の値としてパスワードを入力してください。
5
--password の値としてパスワードが指定されていない
--password の値としてパスワードを指定する
エラー 6: ロケール名が指定されていません。ロケールには en_US が指定されます。マニュアルを参照してください。
6
ロケール名が指定されなかった。ロケールには en_US が指定される
ロケールの一覧については、「デフォルト認証ロケール」を参照
エラー 7: 処理する入力 XML ファイル名を少なくとも 1 つ指定してください。
7
入力 XML ファイルが指定されていない
処理する入力 XML ファイルの名前を少なくとも 1 つ指定する
エラー 8: 無効なオプション
8
1 つ以上の引数が間違っている
すべての引数が有効であることを確認する。有効な引数の一覧を表示するには、amadmin --help と入力する
エラー 9: 操作に失敗しました。
9
操作に失敗した
amadmin の失敗時には、このエラーを示す詳細なエラーコードが生成される。これらのエラーコードを参照して問題を評価する
エラー 10: 要求を処理できません。
10
要求を処理できない
amadmin の失敗時には、このエラーを示す詳細なエラーコードが生成される。これらのエラーコードを参照して問題を評価する
エラー 12: ポリシーを作成できません。
12
ポリシーを作成できない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 13: ポリシーを削除できません。
13
ポリシーを削除できない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 14: サービスを削除できません。
14
サービスを削除できない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 15: ユーザーを認証できません。
15
ユーザーを認証できない
ユーザー DN とパスワードが正しいことを確認する
エラー 16: 入力 XML ファイルをパースできません。
16
入力 XML ファイルをパースできない
XML の形式が正しく、amAdmin.dtd に従っていることを確認する
エラー 17: アプリケーションエラーまたはパーサ初期化エラーのため、パースできません。
17
アプリケーションエラーまたはパーサ初期化エラーのため、パースできない
XML の形式が正しく、amAdmin.dtd に従っていることを確認する
エラー 18: 指定したオプションを持つパーサをビルドできないため、パースできません。
18
指定したオプションを持つパーサをビルドできないため、パースできない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 19: IOException が発生したため、入力 XML ファイルを読み取ることができません。
19
入力 XML ファイルを読み取ることができない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 20: XML ファイルが有効なファイルではないため、パースできません。
20
XML ファイルが有効なファイルではないため、パースできない
構文をチェックし、入力 XML ファイルが有効であることを確認する
エラー 21: XML ファイルが有効なファイルではないため、パースできません。
21
XML ファイルが有効なファイルではないため、パースできない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 22: ファイルに対する XML ファイル検証警告
22
ファイルに対する XML ファイル検証警告
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 23: 処理できません。
23
XML ファイルを処理できない
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 24: --data または -t、--schema または -s オプションがコマンド行に配置されていません。
24
--data オプションと --schema オプションのどちらもコマンド行に指定されていない
すべての引数が有効であることを確認する。有効な引数の一覧を表示するには、amadmin --help と入力する
エラー 25: XML ファイルは正しい DTD に従っていません。DOCTYPE の XML ファイルを確認してください。
25
XML ファイルは正しい DTD に従っていない
XML ファイルの DOCTYPE 要素を確認する
エラー 26: 無効な DN、無効なパスワード、無効なホスト名、または無効なポート番号が原因で LDAP 認証に失敗しました。
26
無効な DN、パスワード、ホスト名、またはポート番号が原因で LDAP 認証に失敗した
ユーザー DN とパスワードが正しいことを確認する
エラー 28: ServiceManager 例外 (SSOException)
28
サービスマネージャ例外 (SSO 例外)
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 29: ServiceManager 例外
29
サービスマネージャ例外
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 30: スキーマファイルの inputstream 例外
30
スキーマファイルの入力ストリーム例外
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 31: PolicyManager 例外 (SSOException)
31
ポリシーマネージャ例外 (SSO 例外)
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 32: PolicyManager 例外
32
ポリシーマネージャ例外
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 33: いずれか 1 つのオプションだけを指定してください。
33
複数のデバッグオプションが指定されている
デバッグオプションは 1 つだけ指定する必要がある
エラー 34: ログインに失敗しました!
34
ログインに失敗した
amadmin では、このエラーを示す例外メッセージが生成される。これらのメッセージを参照して問題を評価する
エラー 36: 属性値が無効です。
36
属性値が無効である
LDAP 検索に設定されているレベルを確認する。SCOPE_SUB または SCOPE_ONE でなければならない
エラー 37: オブジェクトタイプの取得時にエラーが発生しました。
37
オブジェクトタイプの取得時にエラーが発生した
XML ファイル内の DN が値であることと、正しいオブジェクトタイプを持っていることを確認する
エラー 38: 無効な組織 DN
38
無効な組織 DN
XML ファイル内の DN が有効であることと、組織オブジェクトであることを確認する
エラー 39: 無効なロール DN
39
無効なロール DN
XML ファイル内の DN が有効であることと、ロールオブジェクトであることを確認する
エラー 40: 無効なスタティックグループ DN
40
無効なスタティックグループ DN
XML ファイル内の DN が有効であることと、スタティックグループオブジェクトであることを確認する
エラー 41: 無効なピープルコンテナ DN
41
無効なピープルコンテナ DN
XML ファイル内の DN が有効であることと、ピープルコンテナオブジェクトであることを確認する
エラー 42: 無効な組織単位 DN
42
無効な組織単位 DN
XML ファイル内の DN が有効であることと、コンテナオブジェクトであることを確認する
Error 43: Invalid Service Host Name
43
無効なサービスホスト名
有効なセッションを取得するためのホスト名が正しいことを確認する
エラー 44: サブスキーマはグローバルと組織でのみサポートされています。
44
サブスキーマのエラー
サブスキーマはグローバル属性と組織属性でのみサポートされている
エラー 45: サービススキーマはサブスキーマに対して null です。
45
サービスのサービススキーマを見つけることができない
XML ファイル内のサブスキーマが有効であることを確認する
エラー 46: RoleTemplate は、スキーマタイプがダイナミックの場合にのみ true となります。
46
ロールテンプレートは、スキーマタイプがダイナミックの場合にのみ true となる
XML ファイル内のロールテンプレートが有効であることを確認する
エラー 47: フィルタリングされたロールにはユーザーを追加できません。
47
フィルタリングされたロールにはユーザーを追加できない
XML ファイル内のロール DN が、フィルタリングされたロールでないことを確認する
エラー 48: テンプレートが存在しません。
48
テンプレートが存在しない
XML ファイル内のサービステンプレートが有効であることを確認する
エラー 49: ダイナミックなグループにはユーザーを追加できません。
49
ダイナミックグループにはユーザーを追加できない
XML ファイル内のグループ DN がダイナミックグループでないことを確認する
エラー 50: コンテナから派生する組織にポリシーを作成できません。
50
コンテナの子組織である組織にはポリシーを作成できない
ポリシーの作成先となる組織が、コンテナの子でないことを確認する
エラー 51: グループコンテナが見つかりません。
51
グループコンテナが見つからなかった
親組織または親コンテナにグループコンテナを作成する
エラー 52: フィルタリングされたロールからユーザーを消去できません。
52
フィルタリングされたロールからはユーザーを削除できない
XML ファイル内のロール DN が、フィルタリングされたロールでないことを確認する
エラー 53: ダイナミックグループからユーザーを消去できません。
53
ダイナミックグループからはユーザーを削除できない
XML ファイル内のグループ DN がダイナミックグループでないことを確認する
エラー 54: サブスキーマ文字列が存在しません。
54
サブスキーマ文字列が存在しない
XML ファイル内にサブスキーマ文字列があることを確認する
エラー 59: デフォルトのピープルコンテナが見つかりません。
59
ユーザーを組織またはコンテナに追加しようとしている。しかし、デフォルトのピープルコンテナが、組織およびコンテナには存在しない
デフォルトのピープルコンテナがあることを確認する
エラー 60: デフォルトのURL プレフィックスが指定されていません。
60
defaultURLPrefix 引数の URL プレフィックスが見つからない
適切な デフォルトの URL プレフィックスを指定する
エラー 61: メタエイリアスが見つかりません。
61
-metaalias 引数の後にメタエイリアスが見つからない
適切なメタエイリアスを指定する
エラー 62: エンティティ名が指定されていません。
62
エンティティ名が指定されていない
エンティティ名を指定する
エラー 63: メタデータをインポートするためのファイル名がありません。
63
メタデータをインポートするファイル名がない
メタデータを含むファイルの名前を指定する
エラー 64: エクスポートされたメタデータを格納するためのファイル名がありません。
64
メタデータをエクスポートするファイル名がない
メタデータを格納ファイルの名前を指定する
エラー 65: メタ属性にハンドラを取得できません。
65
メタ属性にハンドラを取得できない。指定されたユーザー名とパスワードが誤っている可能性がある
ユーザー名とパスワードが正しいことを確認する
エラー 66: リソースバンドル名がありません。
66
ディレクトリサーバーに保存されるリソースバンドルを追加、閲覧、または削除しようとしたが、リソースバンドル名がない
リソースバンドル名を指定する
エラー 67: リソースファイル名がありません。
67
リソースバンドルをディレクトリサーバーに追加しようとしたが、リソース文字列を含むファイルの名前がない
有効なファイル名を指定する
エラー 68: Liberty メタの読み込みに失敗しました。
68
ディレクトリサーバーへの Liberty メタの読み込みに失敗
メタデータをチェックしてから再度読み込む