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Sun Java System Calendar Server 管理ガイド 

第 11 章
ドメインの管理

次の 2 つのコマンド行ユーティリティのいずれかを使用して、Calendar Server のホストされた (または仮想) ドメインを管理します。

ホストされたドメインの概要や、その他の入門的な内容については、第 5 章「ホストされたドメインの設定」を参照してください。

ここでは、ホストされたドメインの作成と管理について、次の項目を説明します。


新規ドメインの作成

ここでは、Calendar Server が有効なドメインの設定についての次の項目を説明します。

新規ドメインの作成

インストールしたカレンダーをホストされたドメイン用に設定し、第 5 章「ホストされたドメインの設定」 で説明している準備作業を行うと、以下のツールを使用して新しいホストされたドメインを追加できるようになります。

ドメイン固有の属性とユーザー設定の設定

各ドメインには、csdomain ユーティリティ (Schema 1) または commadmin ユーティリティ (Schema 2) を使用して設定できる属性とユーザー設定があります。これらの属性は、icsCalendarDomain オブジェクトクラスに属しています。属性には、アクセス権、アクセス制御リスト (ACL)、ドメイン検索、ドメイン検索のアクセス権、ユーザーの状態、プロキシログインなどのユーザー設定が含まれます。

ユーティリティやスキーマの属性についての有益な情報が記載されたいくつかのマニュアルを次の Web サイトで入手できます。

http://docs.sun.com/coll/CalendarServer_04q2

入手できるマニュアルは次のとおりです。


ドメインの管理

Schema 2 の場合はユーザー管理ユーティリティの commadmin コマンド、Schema 1 の場合は Calendar Server ユーティリティの csdomain コマンドを使用してドメインを管理します。これらのユーティティでドメインの作成、削除、一覧表示を実行できます。

csdomain については、modify コマンドがありません。csdomain で作成したドメインへのオブジェクトクラスや属性の追加や変更を行うには、ldapmodify を使用します。

Schema 2 の場合は、次の Web サイトで入手できる『Sun Java System Communications Services User Management Utility Administration Guide』を参照してください。

http://docs.sun.com/coll/CalendarServer_04q2

Schema 1 の場合は、付録 D 「Calendar Server のコマンド行ユーティリティのリファレンス」のユーティリティについてのリファレンス情報を参照してください。



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