なんらかの理由で、Directory Preparation Tool が生成したスクリプトを実行しないことにした場合は、次の指示に従って、Sun Java System Directory Server のスキーマファイルを手動で更新できます。
LDAP ディレクトリのスキーマを手動で更新し、あとで Calendar Server をアップグレードした場合、LDAP サーバーのスキーマをもう一度手動で更新する必要があります。スキーマを手動で更新したあとは、Calendar Server によってスキーマが自動的に更新されることはありません。
Calendar Server 6.3 をインストールします。
Calendar Server が動作している場合は、停止します。
Directory Server が動作している場合は、停止します。
60iplanet-calendar.ldif ファイルを、ディレクトリサーバーが動作しているマシン上の次のディレクトリにコピーします。
dir-svr-base/slapd-hostname /config/schema
dir-svr-base は Directory Server のインストールディレクトリを示し、hostname はマシンを識別します。
属性にインデックスを作成する場合は、設定プログラムと同じように、この時点で行います。
設定プログラムによってインデックスが作成される属性のリストについては、「Directory Preparation Tool によって作成される属性のインデックス」を参照してください。
Directory Server を再起動します。
オブジェクト識別子 (OID) に関するエラーが発生した場合は、「LDAP スキーマ内の Calendar Server OID 競合の解決」を参照してください。