必要な作業の概要は以下のとおりです。
インストールシーケンスのガイドラインをチェックします。
この例に当てはまるガイドラインをチェックし、必要に応じて調整を行います。
インストールの前提要件をチェックします。
開始する前に、このインストールで行う必要のあるタスクについてチェックします。
インストーラを実行します。
コンポーネントの選択で、Access Manager SDK を選択します
非互換性の問題を解決します。
インストーラは、ホスト上のソフトウェアを検証し、非互換性が識別された場合のガイダンスを示します。
「あとで設定」タイプを選択します。
インストールを実行します。
インストールサマリーとログを表示します
Web コンテナがインストールされ、稼働されていることを確認します
amsamplesilent ファイルを編集します。
amsamplesilent ファイルのコピーを作成します。
Solaris の場合: AccessManager-base/SUNWam/bin
Linux の場合: /opt/sun/identity/bin
デフォルトでは、amsamplesilent ファイルの多くの設定値は、コメントアウトされています。次の設定値だけのコメントを解除します。
SERVER_NAME
SERVER_HOST
SERVER_PORT
ADMIN_PORT
DS_HOST
DS_DIRMGRPASSWD
ROOT_SUFFIX
ADMINPASSWD
AMLDAPUSERPASSWD
COOKIE_DOMAIN
AM_ENC_PWD
NEW_OWNER
NEW_GROUP
PAM_SERVICE_NAME
WEB_CONTAINER
amsamplesilent ファイルの次のパラメータだけを次のように変更します。
DEPLOY_LEVEL は 4 に設定してください。
SERVER_HOST と SERVER_PORT は、Access Manager SDK で使用する完全サーバーのホストとポートに設定してください。
DS_HOST、DS_DIRMGRPASSWD、および ROOT_SUFFIX は、ホスト A Directory Server のホスト名、ディレクトリマネージャーパスワード、およびルートサフィックスに設定してください。
ADMINPASSWD と AMLDAPUSERPASSWD は、ホスト A で使用する amadmin パスワードと amldapuser パスワードに設定してください。
AM_ENC_PWD は、ホスト A で使用するパスワードの暗号鍵に設定してください。Access Manager SDK では、ホスト B への Access Manager のリモートインストール時に指定した暗号鍵と同じ暗号鍵を AM_ENC_PWD に使用します。この値は、次のいずれかのコマンドを使用して取得します。
Solaris の場合: grep pwd /etc/opt/SUNWam/config/AMConfig.properties
Linux の場合: grep pwd /etc/opt/sun/identity/config/AMConfig.properties
WEB_CONTAINER は、使用している Web コンテナに対応する値に設定してください。
BASEDIR は、Access Manager SDK の「あとで設定」インストール時に使用するインストールディレクトリに設定してください。
ホスト A でレルムモードを使用する場合は AM_REALM を「Enabled」に、旧バージョンモードを使用する場合は「Disabled」に設定してください。
SDK で使用する Web コンテナに対応する設定値を見つけ、それらの設定値を当該 Web コンテナの詳細情報を使用して変更します。たとえば、WEB_CONTAINER を WS (Sun Java System Web Server) に設定した場合は、WS_INSTANCE、 WS_HOME、WS_PROTOCOL など WS_ プレフィックスの付く設定値を変更してください。
スーパーユーザーとして、編集した amsamplesilent ファイルを使用し、Access Manager を配備します。
Web コンテナを再起動します。