多数の製品コンポーネントに、インストール時の相互依存関係があります。1 つの製品コンポーネントに影響を与える問題は、別の製品コンポーネントにも影響を与える可能性があります。まず、『Sun Java Enterprise System 5 インストール計画ガイド』で説明されている内容をよく理解してください。
サマリーファイルおよびログファイルを参照し、関連付けられている製品に問題が発生していないかどうか確認します。これにより、最初に解決すべきことの手がかりが得られる可能性があります。
正しい接続情報を指定しているかどうかチェックします。次に例を示します。
Directory Server の設定時に指定した情報は、Directory Server を使用する製品コンポーネントに指定したディレクトリ情報と一致しているか。
Portal Server または Portal Server SRA に指定した Access Manager の情報は、Access Manager に指定した情報と一致しているか。Portal Server のインストールについては、『Sun Java Enterprise System 5 インストールガイド (UNIX 版)』を参照してください。
製品コンポーネントの相互依存関係のほかに、一部の製品コンポーネントは Solaris パッケージがインストールされているかどうかにも依存しています。パッケージがホストにインストールされていない場合、それが原因でインストールが失敗することがあります。詳細については、リリースノートの「ソフトウェア要件」の節を参照してください。
製品コンポーネントの起動時に問題が発生する場合は、その製品コンポーネントのログファイルを調べてください。多くの製品コンポーネントログファイルの場所については 「製品コンポーネントのトラブルシューティングのためのヒント」に記載されています。