Sun Java Communications Suite 5 インストールガイド

ログビューアのしくみ

Communications Suite ログビューアは、Sun_Java_Communications_Suite_Install_log. timestamp ファイルまたは Sun_Java_Communications_Suite_UnInstall_log. timestamp ファイルのインストーラログメッセージを表示するためのグラフィカルディスプレイを提供します。メッセージをフィルタで検索するときには、重要度の高いものまたは目的に合っているものから表示されるように、3 つの方法が用意されています。ログレベル別、モジュール ID 別、内容別の 3 つがあります

一般的なフィルタの例には次のようなものがあります。

次の表に、ログビューアの基本機能の概要を示します。

表 10–2 ログビューアの機能

作業 

機能 

「開く」 

フィルタリングし、表示するログファイルを選択します。 

「保存」 

フィルタリングし、翻訳したメッセージを「ファイル」>「名前を付けて保存」オプションで指定したファイルに保存します。 

「名前を付けて保存」 

フィルタリングし、翻訳したメッセージを書き込む個別のファイルを選択します。 

注意: このファイルは、インストーラがソースログの保存に使用するディレクトリに置くことはできません。 

「印刷」 

フィルタリングし、翻訳したファイルを印刷します。 

「終了」 

開いているすべての出力ファイルを閉じ、入力ファイルを閉じて、ログビューアページを閉じます。 

「ログレベルのフィルタ」 

フィルタリングするログレベルを選択します。 

「モジュール ID のフィルタ」 

開いたファイル内のいずれかのモジュール ID を選択するか、選択しません。リストは、フィルタリングするログファイルを選択したときに作成されます。 

「内容のフィルタ」 

ユーザー定義の文字列を含むメッセージを選択します。 

「言語の選択」 

翻訳言語を選択します。デフォルトは英語です。このリストは、インストーラによって格納される翻訳リソースバンドルに基づいて表示されます。 

この機能によって、ログビューアはトラブルシューティングの状況に役立つ選別された情報を表示できます。フィルタ条件を満たすメッセージが単一のログテーブルに表示されます。ログテーブルの行を選択して、詳細を表示し、メッセージを複数行形式で表示することができます。