Sun Java System Connector for Microsoft Outlook のアドレス帳に関連する問題は次のとおりです。
Communications Express から連絡先を削除しても、Outlook では削除されていません。
Communications Express から削除された連絡先のエントリを Outlook で検知するには、db_config.properties ファイルの Communications Express 設定パラメータ delete_perm を false に設定する必要があります。エントリを次のように設定します。
delete_perm=false
デフォルトは true です。このエントリは /var/opt/SUNWuwc/WEB-INF/config/ldapstore/db_config.properties にあります。
回避方法: エントリを手動で修正します。
Outlook 経由でのアドレス帳サーバーへのログインが失敗します。
アドレス帳 (Communications Express) が SSL モードの場合、ユーザーは Outlook 経由でアドレス帳サーバーにログインできません。
回避方法: Internet Explorer の内部で Communications Express を開き、自己署名証明書を永久に受け入れます。
購読の解除後に共有の連絡先がアドレス帳から削除されていません。
共有の連絡先の購読を解除しても、その連絡先がアドレス帳の「名前の一覧を表示するアドレス帳」の一覧から削除されません。
回避方法: 次の 2 つの回避方法があります。
購読される連絡先がアドレス帳の「名前の一覧を表示するアドレス帳」の一覧に追加されていた場合は、連絡先から購読の解除を行う前に「Outlook アドレス帳」プロパティーページから「電子メールのアドレス帳にこのフォルダを表示する」オプションのチェックを外してください。
アドレス帳のプロパティーから連絡先を直接削除します。
Outlook XP では次の手順に従います。
「ツール」->「電子メール アカウント」を選択します。
次に「既存のディレクトリやアドレス帳の表示と変更」を選択し、「Microsoft Outlook アドレス帳」を変更対象に選択します。
アドレス帳から削除するアイテムを選択します。
Outlook 2000 では次の手順に従います。
Outlook のメニューから「ツール」->「サービス」を選択します。
「サービス」ウィンドウが表示されます。
「サービス」タブを選択します。
プロファイル内に設定したサービスの一覧から「Outlook アドレス帳」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
「Microsoft Outlook アドレス帳プロパティ」ウィンドウが表示されます。
アドレス帳から削除するアイテムを選択し、「閉じる」をクリックします。
変更を反映するには、ユーザーはログアウトし、再度ログインする必要があります。
デフォルトの Web ブラウザで設定されているプロキシが停止している場合、アドレス帳サーバーへのログインに失敗します。
回避方法: ありません。