Sun Java Communications Suite 5 リリースノート

Connector for Microsoft Outlook インストールに関する注意事項

Connector for Microsoft Outlook は Outlook のプラグインであり、一般ユーザーのデスクトップにインストールする必要があります。組織の Connector for Microsoft Outlook の配備を支援するための配備および設定プログラムが用意されています。


注 –

Sun Java System Connector for Microsoft Outlook をインストールする前に、必要なパッチについての最新情報を SunSolve Web サイトで確認してください。


インストールと配備には、次の 3 段階のプロセスがあります。

ProcedureConnector for Microsoft Outlook のインストール

  1. 管理者パッケージのインストール。

  2. 一般ユーザー用インストールパッケージの作成。

  3. インストールパッケージの配備。

    Connector for Microsoft Outlook パッケージには、管理者パッケージのインストーラが付属しています。システム管理者は、一般ユーザー用に設定ウィザードと呼ばれる専用のインストールパッケージを準備する必要があります。設定ウィザードによって、エンドユーザーのデスクトップへの Connector for Microsoft Outlook ソフトウェアのインストールと設定が行われます。このインストールパッケージは、イントールのプロセスを単純化および自動化するよう設計されています。

    インストール、設定、および配備の手順については、次の各マニュアルを参照してください。

データの変換

Connector for Microsoft Outlook の設定時および構成時に実行できるオプションの手順の 1 つに、デスクトップ上に存在するデータの変換があります。この変換処理は、管理者が一般ユーザー用インストールパッケージの作成時に「既存のプロファイルを変換する」オプションを有効にした場合のみ呼び出されます。この変換処理は、サーバーベースの移行の必要性を置き換えるものではないことに注意してください。Sun では、既存の Exchange 配備から Sun Java Communications Suite へのデータとユーザーの移行を支援する移行サービスを提供しています。

LDAP 属性

Connector for Microsoft Outlook を正しく機能させるには、Sun Java System Directory Server の全体的なパフォーマンス向上のために、次の LDAP 属性について少なくとも実在インデックスと等価インデックスを作成してください。

これらの属性の詳細については、『Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド』および『Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド』を参照してください。