Sun Java Communications Suite 5 リリースノート

Calendar Server 6.3 の必須プロセス csstored

csstored デーモンが、各種の Calendar Server データベースを管理するようになりました。ストアにアクセスする各サービスが正しく機能するには、このストアサービスが正常に起動している必要があります。したがって、Calendar Server システムの動作中は常に、フロントエンドおよびバックエンドのすべてのサーバー上でこのサービスが稼働し続けるようにしてください。通常の起動コマンド (start-cal) およびシャットダウンコマンド (stop-cal) は、ほかのデーモンとともに csstored を起動および停止します。

以前のバージョンでは、自動バックアップを設定していなかった場合、Perl スクリプト csstored.pl の実行は不要でした。スクリプトの起動および停止は任意でした。この Perl スクリプトは廃止され、csstored デーモンが導入されました。自動バックアップを設定するかどうかにかかわらず、csstored デーモンの実行は必須となりました。

これまでは、ics.conf のパラメータ local.store.enable"no" に設定することにより、このスクリプトの実行を無効にすることが可能でした。現在では、local.store.enable をデフォルトの "yes" に設定して、csstored を常に有効にしておく必要があります。