Calendar Server と Messaging Server のどちらも、Java Enterprise System 版の監視フレームワーク内に最小限統合されています。監視フレームワークは、実行中に operationalStatus 属性を定期的に確認します。この属性のステータスは、システムが稼働中であることを示す OK、システムが稼働していないことを示す DOWN のいずれかです。
新規プロセスである監視フレームワークエージェント (csmfagent) が、システムの起動時 (start-cal) に起動します。これは、最初に起動するプロセスです。このプロセスは、アプリケーションをインスタンス化して、そのステータスを OK として表明します。これは、SIGTERM もキャッチします。キャッチすると、ステータスを DOWN として表明して終了します。
同様に、Watcher が設定および実行されている場合、システムのいずれかの部分で障害が発生するか応答しなくなると、Watcher は SIGTERM を発行して、csmfagent を停止します。