IMAP SORT
IMAP プロトコルの SORT 拡張により、サーバーベースのメッセージのソートが可能になります。クライアントが自ら必要なデータをダウンロードする必要はありません。詳細については、http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-imapext-sort-18.txt を参照してください。
IMAP COMPARATOR
IMAP IDLE
IMAP 仕様に対する IMAP IDLE 拡張 (RFC 2177 で定義) では、新しいメッセージが到着したときやその他の更新がユーザーのメールボックスで発生したときに、IMAP サーバーが電子メールクライアントに通知する機能が追加されています。IMAP IDLE 機能には次の利点があります。
メールクライアントが、受信メッセージについて IMAP サーバーにポーリングする必要がありません。
クライアントポーリングの排除により、IMAP サーバーにかかる負荷が減少し、サーバーのパフォーマンスが向上します。クライアントポーリングは、ユーザーがほとんどまたはまったくメッセージを受信しないときにもっともリソースを浪費します。クライアントは設定された間隔で (通常、5 分または 10 分おきに) ポーリングを続けます。
メールクライアントは、メッセージがユーザーのメールボックスに到着する実際の時間にずっと近いタイミングで、ユーザーに新しいメッセージを表示します。メッセージステータスの変化も、ほぼリアルタイムで表示されます。
IMAP サーバーは、新規または更新されたメールメッセージをクライアントに通知する前に、次の IMAP ポーリングを待機する必要はありません。その代わりに、IMAP サーバーは新しいメッセージが到着した、またはメッセージのステータスが変化した時点でただちに通知を受信します。サーバーはその後、IMAP プロトコル経由でクライアントに通知します。
IMAP IDLE はデフォルトでは無効です。