Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

20.10.1 パーティションを追加する

パーティションを追加する場合、ディスク上でパーティションが保存されている場所の絶対的な物理パスと、パーティションニックネームと呼ばれる論理名を指定します。

パーティションニックネームにより、物理パスに関係なくユーザーを論理的なパーティション名にマッピングさせることができます。ユーザーアカウントの設定時やユーザーのメッセージストアを指定するときに、パーティションニックネームを使用できます。名前の入力に使用するのは英数字で、アルファベットは小文字を使用してください。

パーティションを作成および管理するには、サーバーの実行に使用するユーザー ID が、物理パスで指定した場所への書き込み権限を持っていなければなりません。


注 –

パーティションを追加したら、構成情報を更新するためにサーバーをいったん停止してから再起動する必要があります。


Procedureメッセージストアパーティションを追加する

  1. コマンド行: コマンド行でストアにパーティションを追加する場合は、次のようになります。

    configutil -o store.partition. nickname.path -v path

    ここで、nickname はパーティションの論理名、path はパーティションが保存されている場所の絶対パス名を示しています。

    デフォルトのプライマリパーティションのパスは次のように指定します。


    configutil -o store.partition.primary.path -v path