Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

24.3.4 LDAP ディレクトリでの公開鍵の公開

すべての公開鍵および証明書は、Sun Java System Directory Server によってアクセス可能な、LDAP ディレクトリに保存する必要もあります。この行為は、S/MIME メッセージを作成するほかのメールユーザーが利用できるようにするための、公開鍵の公開と呼ばれます。

送信者および受信者の公開鍵は、暗号化されたメッセージの暗号化および復号化の処理で使用されます。公開鍵の証明書は、デジタル署名に使用された非公開鍵の検証に使用されます。

公開鍵および証明書を公開するために ldapmodify を使用する方法については、「24.11 証明書を管理する」を参照してください。