Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

24.4.1.2 S/MIME アプレットのダウンロード

ユーザーのマシンで Java 2 Runtime Environment (JRE) に対してキャッシングが有効になっていないかぎり、ユーザーが Communications Express メールにログインするたびに S/MIME アプレットがダウンロードされます。キャッシングが有効な場合、初期のダウンロード後にユーザーのマシンに S/MIME アプレットのコピーが保存されるので、ユーザーがログインするたびに S/MIME アプレットをダウンロードしなくてすむようになります。

キャッシングはパフォーマンスを向上させるので、Java 2 Runtime Environment、バージョン 1.4.x のキャッシングを有効にするため、次の手順を実行するようにユーザーに指示できます。

ProcedureJava 2 Runtime Environment、バージョン 1.4 のキャッシングを有効にする

  1. Microsoft Windows の「コントロールパネル」に移動します。

  2. Java Plug-in アイコン (Java 2 Runtime Environment) をダブルクリックします。

  3. 「キャッシュ」タブをクリックします。

  4. 「キャッシュを有効」チェックボックスにチェックマークを付けます。

  5. 「適用」をクリックします。

    ダウンロード後は、ユーザーは S/MIME アプレットを意識することはありません。メッセージの署名、暗号化、または復号化は、Communications Express メールによって行われるようにみえます。エラーメッセージがポップアップ表示されないかぎり、ユーザーは非公開鍵または公開鍵を確認するプロセスにも気がつきません。詳細については、「24.9 非公開鍵と公開鍵の確認」を参照してください。