configutil コマンドを使用して Messaging Server ログファイルの作成および管理のためのポリシーをカスタマイズできます。
メッセージストアの場合、指定した設定は、どのイベントを何件までログするかに影響します。これらの設定とその他の特徴を使用して、ログファイル解析時のログイベントの検索条件を微調整することができます。
MTA は、別のログ機能を使用しています。MTA のログ機能は、設定ファイルに情報を指定することによって設定します。
Messaging Server ではサポートされていないログ解析やレポート生成を行うには、別のツールを使用する必要があります。ログファイルは、テキストエディタや標準のシステムツールで操作できます。
正規表現による構文解析をサポートするスクリプト可能なテキストエディタを使用すると、この章で説明しているような特定の条件に基づくログエントリの検索や抽出を行い、その結果を並べ替えたり、集計や統計を行うこともできます。
UNIX 環境では、UNIX の syslog ファイルを操作するために開発された既存のレポート生成ツールを変更して使用することもできます。パブリックドメインの syslog 操作ツールを使用する場合は、そのツールにおいて、日付/時刻形式と、Messaging Server のログエントリにはあって syslog エントリにはない 2 つの特殊コンポーネント (facility と logLevel) の変更が必要になる場合があります。