少数の特定の MTA チャネルの統計情報を収集するには、対象となる MTA チャネルのみのログチャネルキーワードを有効にします。ほとんどのサイトでは、すべての MTA チャネルでのログを有効にしています。特に、問題を突き止める場合、問題を診断する最初のステップは、メッセージが意図していたチャネルに送られているかどうかに注目することです。すべてのチャネルに対してログを有効にしておくと、このような問題を調べる際に役立ちます。
imta.cnf ファイルを編集します。
このファイルは /opt/SUNWmsgsr/config ディレクトリにあります。
特定のチャネルに対してログの作成を有効にするには、チャネル定義で logging キーワードを追加します。次に例を示します。
channel-name keyword1 keyword2 logging |
また、ログファイルやログレベルなどのディレクトリパスのような設定パラメータの数も、設定することができます。「25.4 メッセージストア、管理、およびデフォルトのサービスログの管理」を参照してください。
imta.cnf ファイルを編集します。
このファイルは /opt/SUNWmsgsr/config ディレクトリにあります。
defaults チャネルの設定ファイルにログキーワードを追加します (「12.1 チャネルのデフォルトを設定する」を参照)。次に例を示します。
defaults logging notices 1 2 4 7 copywarnpost copysendpost postheadonly noswitchchannel immnonurgent maxjobs 7 defaulthost siroe.com siroe.com ! ! delivery channel to local /var/mail store l subdirs 20 viaaliasrequired maxjobs 7 pool LOCAL_POOL mailhost.siroe.com |