Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

27.8.5.1 UNIX および NT での実装

パフォーマンス上の理由から、MTA はメモリー内にチャネルカウンタのキャッシュを保持します。これには、UNIX では共有メモリーセクションを使用し、NT では共有ファイルマッピングオブジェクトを使用します。ノード上のプロセスがメッセージをキューに入れたりキューから取り出すときに、このプロセスがそのメモリー内キャッシュ内のカウンタを更新します。チャネルが作動しているときにメモリー内セクションが存在しない場合、メモリー内セクションは自動的に作成されます (imta start コマンドも、存在しない場合はメモリー内キャッシュを作成)。

imta counters -clear コマンドまたは imta qm コマンドの counters clear は、カウンタをゼロにリセットするために使用することもあります。