Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

Procedureメッセージングサービスの起動、シャットダウン、またはステータスの表示を行う

繰り返しますが、このマニュアルの各所で説明されている特定のタスクを除き、個々のサービスをシャットダウンすることは推奨されません。特定のサービスは別のサービスに依存しているため、所定の順序で起動する必要があります。サービスを単独で起動しようとすると、面倒な問題が生じる可能性があります。そのため、start-msg コマンドおよび stop-msg コマンドを使用して、すべてのサービスを同時に起動および停止するようにしてください。

  1. 任意のメッセージングサービスを起動または停止するには、start-msg コマンドおよび stop-msg コマンドを使用します。例:

    msg-svr-base/sbin/start-msg imap

    msg-svr-base/sbin/stop-msg pop

    msg-svr-base/sbin/stop-msg sched

    msg-svr-base/sbin/stop-msg smtp

    サービスを停止または起動するには、サービスが有効になっている必要があります。「4.4.2.1 起動できるサービスを指定する」を参照してください。


    注 –

    start-msg smtp および stop-msg コマンドを実行すると、SMTP サーバーだけでなく、すべての MTA サービスが起動または停止します。特定の MTA サービスだけを起動または停止する場合は、ディスパッチャーおよびジョブコントローラに対して start/stop msg コマンドを使用します。詳細は、『Sun Java System Messaging Server 6.3 Administration Reference』「start-msg」および 『Sun Java System Messaging Server 6.3 Administration Reference』「stop-msg」を参照してください。