Sun Java System Messaging Server 6.3 管理ガイド

15.6.1 構文


spfquery [-i ip-address] [-s sender-email] [-h helo-domain]
  [-e none | neutral | pass | fail | temperror | permerror] [-v] [-V] [?] domain

次の表に、spfquery のオプションとその説明を示します。

表 15–5 spfquery のオプション

オプション 

説明 

-i ip address

SPF クエリーのリモートアドレスとして使用する IP アドレスを指定します。デフォルトは 127.0.0.1 です。このオプションは、--ip-address と表記することもできます。

-s domain

MAIL FROM: として指定されたとみなして使用する電子メールアドレスです。デフォルトはpostmaster@domain です。このオプションは、--sender と表記することもできます。

-h helo-domain

HELO ドメインとして指定されたとみなすドメイン名です。このドメインは、それ自体は検証されませんが、マクロ処理の補足的情報として提供されます。デフォルト値は、domain に指定された値と同じになります。このオプションは、--helo-domain と表記することもできます。

-e result

spfquery は、SPF 処理の結果を予想される結果と比較します。結果が予想と異なる場合は、メッセージが出力され、0 以外の復帰状態とともに spfquery が終了します。処理結果は、noneneutral、passfailsoftfailtemperrorpermerror のいずれかになります。このオプションは、--expect と表記することもできます。

-v

SPF 処理中の冗長出力を有効にします。このオプションは、--verbose と表記することもできます。

-V

SPF ライブラリの現在のバージョンを出力します。このオプションは、--version と表記することもできます。


-?

ここに示した使用方法についての情報を表示します。このオプションは、--help と表記することもできます。