設定解除は、Messaging Server または Sun Cluster をアップグレードする必要がある場合や、Messaging Server をアンインストールする必要がある場合に行われます。ここでは、システムが前の例を使用して設定されていると仮定します。
最初の手順では、クラスタ内の各リソースグループを削除します。この例では、2 つのリソースグループ MS_RG_MARS および MS_RG_VENUS があります。どちらも削除する必要があります。
クラスタからリソースグループ MS_RG_MARS を削除します。
1 つのノードだけで次のコマンドを使用します。各ノードで実行する必要はありません。
クラスタ内のすべてのノードでリソースグループをオフラインにします。
# scswitch -F -g MS_RG_MARS |
固有の Messaging Server リソースすべてを無効にします。
# scswitch -n -j ms-rs-mars # scswitch -n -j meadow # scswitch -n -j ms-hasp-mars |
固有の Messaging Server リソースすべてを削除します。
# scrgadm -r -j ms-rs-mars # scrgadm -r -j meadow # scrgadm -r -j ms-hasp-mars |
リソースグループを削除します。
scrgadm -r -g MS_RG_MARS |
クラスタからリソースグループ MS_RG_VENUS を削除します。
1 つのノードだけで次のコマンドを使用します。各ノードで実行する必要はありません。
クラスタ内のすべてのノードでリソースグループをオフラインにします。
# scswitch -F -g MS_RG_VENUS |
固有の Messaging Server リソースすべてを無効にします。
# scswitch -n -j ms-rs-venus # scswitch -n -j pasture # scswitch -n -j ms-hasp-venus |
固有の Messaging Server リソースすべてを削除します。
# scrgadm -r -j ms-rs-venus # scrgadm -r -j pasture # scrgadm -r -j ms-hasp-venus |
リソースグループを削除します。
scrgadm -r -g MS_RG_VENUS |
使用していないリソースタイプを登録解除します。
# scrgadm -r -t SUNW.HAStoragePlus # scrgadm -r -t SUNW.ims |