12.7.11 Message-hash: ヘッダーの制御

キーワード: generatemessagehash、keepmessagehash、deletemessagehash

これらのキーワードでは、メッセージの Message-hash: ヘッダーを制御します。宛先チャネルで Generatemessage を指定すると、Message-hash: ヘッダーフィールドがメッセージに挿入されます。Keepmessagehash を指定すると、既存の Message-hash: フィールドが保持されます。Deletemessagehash を指定すると、既存の Message-hash: フィールドが削除されます。Deletemessagehash がデフォルトです。

Message-Hash: フィールドに配置される値はメッセージのハッシュです。ハッシュの生成方法は新しい MTA オプションによって制御されます。

MESSAGE_HASH_ALGORITHM - ハッシュアルゴリズム。次のいずれかの値になります。md2、md4、 md5 (デフォルト)、sha1、md128 (RIPE-MD128 の場合)、または md160 (RIPE-MD160 の場合)。

MESSAGE_HASH_FIELDS - フィールドをヘッダーからハッシュの順に並べたコンマ区切りリスト。任意の既知のヘッダーフィールドを指定できます。このオプションが指定されない場合のデフォルトは "message-id,from,to,cc,resent-message-id,resent-from,resent-to,resent-cc,resent-bcc,subject,content-id,content-type,content-description" です。”