Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

6.1.5 Calendar Server 6.3 配備での高可用性システムのダウンタイムの計算

次の表では、任意の日にシステム障害によってカレンダサービスが利用できなくなる確率を示しています。この計算では、平均で、システムクラッシュまたはサーバーハングにより 3 か月に 1 日各サーバーが停止し、12 か月に 1 日各ストレージデバイスが停止すると想定しています。また、両方のノードが同時に停止するという可能性の低いケースについては無視しています。

表 6–2 システムのダウンタイムの計算

モデル 

サーバーのダウンタイムの確率 

単一サーバー (高可用性なし) 

確率 (停止) = (4 日のシステム停止 + 1 日のストレージ停止)/365 = 1.37% 

非対称 

確率 (停止) = (0 日のシステム停止 + 1 日のストレージ停止)/365 = 0.27% 

対称 

確率 (停止) = (0 日のシステム停止 + 0 日のストレージ停止)/365 = (ほとんど 0) 

N + 1 非対称 

確率 (停止) = (5 時間のシステム停止 + 1 日のストレージ停止)/(365xN) = 0.27%/N