Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

Procedureデータベースデッドロックの検出と解決

Berkeley データベースがデッドロック状態にある場合は、データベースをリセットする必要があります。できるだけ早期にこの状態を検出することが重要です。

システムが定期的にデータベースをチェックして、デッドロック状態を検出し、管理者に通知するようにするには、次のように実行します。

  1. 設定を変更する権限を持つ管理者としてログインします。

  2. stop-cal コマンドを発行して Calendar Server サービスを停止します。

  3. /etc/opt/SUNWics5/cal/config ディレクトリに移動します。

  4. 古いics.conf ファイルをコピーして名前を変更し、保存します。

  5. 必要に応じて、ics.conf ファイルを編集して次の値を設定します。

    local.caldb.deadlock.autodetect=”yes”


    注 –

    このパラメータが “yes” に設定されている場合は、ロック領域を監視する db_deadlock デーモンが起動されます。