Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

14.5.4 ユーザーへのカレンダサービスの追加

古い (Schema バージョン 1) Calendar Server ユーティリティーで作成されたユーザーに対し、カレンダサービスを追加する必要はありません。ただし、Schema バージョン 2 の Delegated Administrator では、ユーザーの LDAP エントリにカレンダサービスを追加したり、削除したりできます。

既存のユーザーにカレンダサービスを追加するには、次のいずれかのツールを使用します。

14.5.4.1 Delegated Administrator コンソールを使用してユーザーにカレンダサービスを追加するには

新規ユーザーにも既存ユーザーにもカレンダサービスを追加できます。

14.5.4.2 Delegated Administrator (commadmin user create) を使用してユーザーにカレンダサービスを追加するには

新規ユーザーを作成する場合は、次の例に示すように、カレンダサービスを追加します。

commadmin user create jsmith -S cal

ユーザーの作成時に、カレンダサービスを追加していない場合は、次の例に示すように、modify コマンドを使用して、あとでカレンダサービスをユーザーに追加できます。

commadmin user modify jsmith -S cal

14.5.4.3 Calendar Server ユーティリティーを使用してカレンダサービスを追加するには

csuser create を使用してユーザーエントリを作成した場合は、ユーティリティーは icsCalendarUser およびその属性をユーザー LDAP エントリに追加することで、ユーザーに対してカレンダサービスを追加します。