古い (Schema バージョン 1) Calendar Server ユーティリティーで作成されたユーザーに対し、カレンダサービスを追加する必要はありません。ただし、Schema バージョン 2 の Delegated Administrator では、ユーザーの LDAP エントリにカレンダサービスを追加したり、削除したりできます。
既存のユーザーにカレンダサービスを追加するには、次のいずれかのツールを使用します。
「14.5.4.1 Delegated Administrator コンソールを使用してユーザーにカレンダサービスを追加するには」 ( Schema バージョン 2 の場合)
「14.5.4.2 Delegated Administrator (commadmin user create) を使用してユーザーにカレンダサービスを追加するには」(Schema バージョン 2 の場合)
「14.5.4.3 Calendar Server ユーティリティーを使用してカレンダサービスを追加するには」 (Schema バージョン 1 の場合)
新規ユーザーにも既存ユーザーにもカレンダサービスを追加できます。
新規ユーザーを作成するときに、「新規ユーザー」ウィザードを使用して、カレンダサービスを含むサービスパッケージをユーザーに割り当てます。ユーザーは自動的に有効になります。
既存のユーザーの場合は、「ユーザー」一覧ページからユーザーを選択し、「サービスパッケージを割り当て」ウィザードを使用して、カレンダサービスを含むサービスパッケージを選択します。ユーザーは自動的に有効になります。
新規ユーザーを作成する場合は、次の例に示すように、カレンダサービスを追加します。
commadmin user create jsmith -S cal
ユーザーの作成時に、カレンダサービスを追加していない場合は、次の例に示すように、modify コマンドを使用して、あとでカレンダサービスをユーザーに追加できます。
commadmin user modify jsmith -S cal
csuser create を使用してユーザーエントリを作成した場合は、ユーティリティーは icsCalendarUser およびその属性をユーザー LDAP エントリに追加することで、ユーザーに対してカレンダサービスを追加します。