Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

Procedure既存のタイムゾーンを変更するには

  1. 次のファイルで、変更するタイムゾーンのタイムゾーンブロックを変更します。

    /etc/optSUNWics5/config/timezones.ics

    タイムゾーン名を変更するときは、TZID エントリの名前を変更します。

  2. 次のファイルで getDisplayNameofTZID テンプレートを修正します。

    cal-svr-base/SUNWics5/cal/html/ language/i18n.xsl

    それぞれの意味は次のとおりです。language には、サイトで使用する言語のディレクトリを指定します。次に例を示します。英語であれば en、フランス語であれば fr を指定します。

    タイムゾーン名を変更するときは、既存の名前を変更します。

  3. タイムゾーンの変更に合わせて次の XML ファイルを変更します。

    cal-svr-base /SUNWics5/cal/html/change_timezone.xml

    cal-svr-base/SUNWics5/cal/html/new_cal.xml

    cal-svr-base/SUNWics5/cal/html/new_group.xml

    これらのファイルのエントリについては、「19.2.1 新しいタイムゾーンの追加」を参照してください。

  4. 変更がユーザー設定のデフォルトタイムゾーンに影響するときは、次のファイルの "icsTimeZone" エントリを修正します。

    cal-svr-base/SUNWics5/cal/html/default_user_prefs.xml


    注 –

    手順 2、3、4 は、Calendar Express ユーザーインタフェースを使用している場合にのみ実行する必要があります。


  5. タイムゾーンの変更が適用されるように、Calendar Server を停止し (稼動していた場合)、再起動します。