Sun Java System Calendar Server 6.3 管理ガイド

12.4 Calendar Server 6.3 プロセスの監視

Calendar Server とMessaging Server は、Sun JavaTM Enterprise System Monitoring Framework (JESMF) の一部として、同じ停止および起動メカニズムを使用するようになりました。start-cal コマンドは最初に watcher プロセスを起動し、続いて他のすべてのプロセスを起動します。watcher プロセスは、その他のサービスの依存関係、およびサービスをどの順序で起動するかを識別します。

登録された各サービス (プロセス) は、Watcher への接続を開きます。プロセスが適切な方法で接続解除されずに終了した場合、Watcher が自動的にそのプロセスを再起動します。定義した間隔内でプロセスが 2 回終了した場合、Watcher はそのプロセスを再起動しません。このタイムアウト間隔は、設定可能です。

Watcher は、cal-svr-base/data/log/watcher.log という単一のログを書き込みます。このログには次の情報が記録されます。

Watcher の設定方法については、「Calendar Server バージョン 6.3 の Watcher プロセスを設定するには」を参照してください。