Sun Java System Instant Messaging (IM) がインストールされ、ユーザープロパティーの格納に LDAP を使用するように設定されている場合は、Delegated Administrator によって新規ユーザーが作成されると、IM サービスへのアクセスを提供するために必要なオブジェクトクラスがそのユーザーの LDAP エントリに自動的に追加されます。
ユーザーの作成時に、必要な IM オブジェクトクラスが新規ユーザーに割り当てられないようにすることができます。それには、Delegated Administrator サーバーの resource.properties ファイル内のプロパティー値を変更します。
resource.properties ファイルをテキストエディタで開きます。
デフォルトでは、resource.properties ファイルは Delegated Administrator インストールパス内の元の (標準の) 場所にあります。
da-base/data/WEB-INF/classes/sun/comm/cli/server/servlet
im-provision プロパティーの値を true から false に変更します。
このプロパティーのデフォルト値は true です。
次に例を示します。
im-provision=false
編集した resource.properties ファイルを Delegated Administrator サーバーが使用する Web コンテナに再配備します。
変更を有効にするには、カスタマイズした resource.properties ファイルを Web コンテナに配備するスクリプトを実行する必要があります。
カスタマイズしたプロパティーファイルを特定の Web コンテナに配備する方法については、「カスタマイズした設定ファイルを配備する」を参照してください。