Sun Java System Communications Express 6.3 管理ガイド

personalstore.properties ファイル内のパラメータの設定

personalstore.properties ファイル内のパラメータを変更して、アドレス帳ストア、企業ディレクトリ、および任意のリモートディレクトリを設定します。

表 6–4 は、personalstore.properties ファイルに格納されている設定を一覧表示しています。

表 6–4 personalstore.properties ファイルに格納されている設定

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

db.defaultpsrootpattern

ldap://piPStoreOwner=%U,o=% D,o=PiServerDb

ユーザーの psRoot 値を動的に構成するために使用するパターンを指定します。psroot は、ユーザーエントリが格納されている場所を特定します。

%U = ユーザーの uid ("jsmith")

%D = ユーザーのドメイン (“siroe.com”)

%O = ドメインのもっとも重要な部分 (" siroe")

db.ldapplut.class

com.iplanet.iabs.ldap.plug.iLDAP

プラグインを実装している Java クラスの名前を指定します。たとえば LDAP プラグインなどです。 

db.ldapplug.urlmatch

 

URL を以下の形式で指定します。 

ldap://host:port/DN

このパラメータを基にして、xxx インスタンスを識別します。 

この値は、defaultps.xml ファイルに格納されている「bookremoteurl」属性に対応していなければなりません。

db.ldapplug.configpath

 

特定のインスタンスの LDAP 情報を含む設定ディレクトリへのパスを指定します。 

このパスは、このファイルからの相対位置となります。 

db.ldapplug.wildcardsearch

0

ワイルドカード検索で指定される最小文字数を指定します。 

db.ldpaplug.randompaging

false

プラグインでランダムアクセスをサポートするか、または、各ページには先頭ページからアクセスしなければならないかを指定します。 

false の場合は、正しいページが得られるまで検索プロセスが続行されます。 

db.ldapplug.corporatedir

false

企業ディレクトリの場合は、この値を true にします。

db.useUserPsRoot

false

ユーザーの psRoot 値を使用するには、この値を true に設定します。この値が false に設定されていると、defaultserver 値が使用されます。