Sun Java System Communications Express 6.3 管理ガイド

uwcconfig.properties および uwcauth.properties ファイル内のアプリケーション全体のパラメータ

表 C–1 uwcconfig.properties ファイル内のパラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

uwc.gzipcompression

true

Communications Express の HTTP 応答での GZIP 圧縮を有効にします。 

HTTP 応答の GZIP 圧縮を有効にするには、この値を true に設定します。GZIP 圧縮を有効にすると、Communications Express ページアクセスのスループットが向上します。

uwc.renderhtml

n

カレンダデータを HTML 形式で描画するべきかどうかを指定します。 

カレンダデータを HTML 形式で描画するには、この値を y に設定します。

manual_purge_enabled

true

jsessionid を持つユーザーがアドレス帳サーバーコマンド、 purge_entries.wabp を呼び出し、削除用にマークされたすべてのエントリを完全に削除できるようにします。

auto_purge_enabled

false

login.wabp が呼び出されたときに、削除用にマークされた連絡先を自動的にパージします。

login.wabp が呼び出されたときの連絡先の自動パージを有効にするには、この値を true に設定します。

expire_period

0

削除用にマークされたエントリが完全に削除されるまでのパージ期間を日数で指定します。 

このパラメータは、auto_purge_enabled が true に設定されている場合だけ有効です。

purge_interval

30

パージ間隔を日数で指定します。 

パージサイクルはauto_purge_enabled が true に設定されている場合だけ、ここで指定した間隔で起動されます。

addressbook.wabp.version

1.0

アドレス帳のプロトコルバージョンを指定します。 

表 C–2 uwcauth.properties ファイル内のパラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

defaultdomain

 

ドメインに必要なプロパティーが設定されていない場合に使用されるデフォルトドメインを指定します。これらのプロパティーは、デフォルトドメイン名から生成されます。 

属性 defaultdomain には、設定中に入力された値が割り当てられます。 

defaultlocale

en 

アプリケーションで使用されるデフォルトのロケールを指定します。 

virtualdomain.mode

 

Communications Express が仮想ドメインモードで実行されているかどうかを指定します。 

Calendar Server で、ホストドメインのサポートを有効にした場合は、このオプションを有効にします。 

virtualdomain.modeには、設定中に入力された値が割り当てられます。

uwcauth.ssl.enabled

false

SSL を有効にするかどうかを指定します。 

uwcauth.ssl.authonly

false

SSL を SSL 専用に有効にするかどうかを指定します。 

uwcauth.admins

 

管理者ユーザー ID のリストを指定します。複数の管理者を定義できますが、その場合はカンマで区切るようにしてください。デフォルトでは、このパラメータはコメントアウトされています。管理者ユーザー ID は、uid@domain という形式で指定するようにしてください。デフォルトドメインの場合は、ドメイン関連の情報を無視できます。たとえば、デフォルトドメインが siroe.com の場合は、このドメインの管理者を admin と指定できます。デフォルトドメイン以外の場合は、管理者ユーザー ID を完全な形式で指定するようにしてください。たとえば、admin@example.com と指定します。ここで、adminexample.com の管理者です。