Sun Java System Communications Express 6.3 管理ガイド

uwcconfig.properties ファイル

表 C–4 は、uwcconfig.properties ファイルのパラメータを一覧表示しています。

表 C–4 uwcconfig.properties ファイル内のパラメータ

パラメータ 

デフォルト値 

説明 

mail.deployed

 

メールが配備されている場合、このパラメータは true に設定されます。このパラメータは、設定ウィザードの実行時に設定されます。

webmail.cookiename

 

local.service.http.cookiename が webmail に設定されている場合、このパラメータの値は local.service.http.cookiename と同じになるようにしてください。

webmail.host

 

Messaging Server の HTTP サービスが動作しているホストを指定します。 

webmail.port

80 

Communications Express HTTP Server が待機するポート番号を指定します。 

webmail.securedproxyauth

 

Communications Express が SSL モードで、Web メールサーバーのユーザーを認証するかどうかを指定します。これを true に設定すると認証は SSL モードで実行され、false に設定すると非 SSL モードで実行されます。 

webmail.proxyadmin

admin

プロキシ管理者のユーザー ID を指定します。 

webmail.proxyadminpasswd

 

暗号化されたプロキシ管理者のパスワードを暗号化形式で指定します。 

webmail.ssl.port

 

メール (HTTPS) サーバーポートを指定します。 

calendar.deployed

 

カレンダモジュールが配備されているかどうかを指定します。このパラメータは、設定ウィザードの実行時に設定されます。 

カレンダが配備されている場合は、この属性を「true」に設定します。 

calendar.wcap.host

 

WCAP サーバーのホスト名を指定します。 

calendar.wcap.port

 

WCAP が待機するポート番号を指定します。 

calendar.wcap.adminid

calmaster

WCAP サーバーの管理者ユーザー ID を指定します。 

calendar.wcap.passwd

 

WCAP サーバーの管理者パスワードを指定します。 

calendar.jcapi.serviceclass

.socs

com.sun.comclient.calendar.

socs.SOCSCalendarStore

Sun Java System Calendar Server 用に Java API for Calendar (JCAPI) を実装しているクラスの名前を指定します。 

注意: この値は変更しないでください。 

uwc.gzipcompression

 

Communications Express の HTTP 応答での GZIP 圧縮を有効にします。 

HTTP 応答の GZIP 圧縮を有効にするには、この値を true に設定します。これにより、Communications Express のページアクセスのスループットが向上します。 

uwc.renderhtml

 

カレンダデータを HTML で描画する必要があるかどうかを指定します。 

カレンダデータを HTML で描画する場合は、このパラメータを「y」に設定します。 

有効な値は、「y」または「n」です。 

log.file

このパラメータは、アドレス帳モジュールで使用されます。 

/tmp/trace.log

ログファイルの場所を指定します。 

デフォルトでは、メッセージは Web コンテナのエラーログファイルに移動されます。 

log.level

このパラメータは、アドレス帳モジュールで使用されます。 

アプリケーションのログレベルを指定します。このモジュールのロギングを無効にするには、この値を 0 に設定します。 

有効な値は次のとおりです。 

!evel = 0 (オフ)、1 (デバッグのみ)、2 (エラーのみ)、3 (すべて)。 

log.components

このパラメータは、アドレス帳モジュールで使用されます。 

127 

ロギング用のコンポーネントレベルを指定します。 

maxpostcontentlength

1000000 

コンテンツの種類がマルチパートであり、オクテットのフォームデータ (ファイルアップロード用) を含む POST コマンドの最大のコンテンツ長を指定します。 

-1 は、制限がないことを示します。 

uwcloginpath

/base/UWCMain

Communications Express ログインページへのパスを指定します。 

sessionobjfactory.pstore.class

com.iplanet.iabs.coresrv.

CorePersonalStoreFactory

SessionObjectFactory を実装しているクラスを定義します。

loginpagetemplate

login.xml

このパラメータは、ユーザーのアドレス帳コンポーネントにログオンするのに、Communications Express で使用されます。login.xml ファイルは、uwc-deployed-path/ui/html/ にあります。

sessionobjfactory.pstore.

configpath

 

プラグインの設定パスを指定します。このパスは、現在のファイルのパスからの相対パスまたは絶対パスのどちらかです。 

sessionobjfactory.pstore.

sessionid

com.iplanet.iabs.pstore

ユーザーのセッションでオブジェクトを格納するときの名前を指定します。 

addressbook.wabp.version

 

アドレス帳のプロトコルバージョンを指定します。 

manual_purge_enabled

 

jsessionid を持つユーザーがアドレス帳サーバーコマンド、 purge_entries.wabp を呼び出し、削除用にマークされたすべてのエントリを完全に削除できるようにします。

auto_purge_enabled

 

login.wabp が呼び出されたときに、削除用にマークされた連絡先を自動的にパージします。

login.wabp が呼び出されたときの連絡先の自動パージを有効にするには、この値を true に設定します。

expire_period

 

削除用にマークされたエントリが完全に削除されるまでのパージ期間を日数で指定します。 

このパラメータは、auto_purge_enabled が true に設定されている場合だけ有効です。

purge_interval

 

パージ間隔を日数で指定します。 

パージサイクルは auto_purge_enabled が true に設定されている場合だけ、ここで指定した間隔で起動されます。

uwc.homepageurl

 

ホームページの URL を指定します。 

ユーザーがホームリンクをクリックすると、この URL に移動します。 

このパラメータがないときに、ユーザーがホームリンクをクリックすると、ユーザーのデフォルトのアプリケーションに移動します。 

mailfiltermaxmailcount

保持できるメールフィルタの数を指定します。 

is_passwd_encrypted

true 

パスワードを暗号化するかどうかを指定します。