Access Manager の事後配備の有効化または無効化

Communications Express を設定するとき、「シングルサインオンに Access Manager を有効にする」パネルで Identity Server のサポートを選択することができます。

Access Manager の事後配備を有効にする

「シングルサインオンに Access Manager を有効にする」パネルで Communications Express 用の Identity Server のサポートを選択していない場合、Identity Server のサポートをあとで有効にするには、次の手順に従います。

1. Access Manager Remote SDK をインストールして設定します。

2. Communications Express の Web コンテナクラスパスを、Access Manager Remote SDK の JAR ファイルの場所に変更します。

   たとえば、Web コンテナ用の server.xml ファイルにある classpathsuffix に、次に示す行を追加します。

   /opt/SUNWam/lib/am_sdk.jar

   /opt/SUNWam/lib/am_services.jar

   /opt/SUNWam/lib/am_logging.jar

   この例では、Access Manager Remote SDK が /opt/SUNWam にインストールされていると仮定しています。

   Access Manager シングルサインオンを有効にするためのパラメータについては、「Access Manager シングルサインオンの設定」を参照してください。

3. uwc-deploydir/SUNWuwc/WEB-INF/web.xml から、既存の web.xml のバックアップを取ります。

   web_IS.xml ファイルを、uwc-basedir/SUNWuwc/lib/config-templates/WEB-INF から uwc-deploydir/SUNWuwc/WEB-INF/ にコピーします。

   ---

   注意 –

   バックアップした web.xml ファイルに含まれていた追加の設定データをすべて、web_IS.xml に忘れずに結合してください。

   ---

4. web_IS.xml の名前を web.xml に変更します。

Access Manager の事後配備を無効にする

「シングルサインオンに Access Manager を有効にする」パネルで Communications Express 用の Identity Server のサポートを選択した場合、Identity Server のサポートを無効にするには、次の手順に従います。

1. uwcauth.properties ファイルで uwcauth.identity.enabled を false に設定して、Identity SSO を無効にします。

2. uwc-deploydir/SUNWuwc/WEB-INF/web.xml から、既存の web.xml のバックアップを取ります。

3. web.xml ファイルを、uwc-basedir/SUNWuwc/lib/config-templates/WEB-INF から uwc-deploydir/ SUNWuwc/WEB-INF/ にコピーします。

   ---

   注意 –

   バックアップした web.xml ファイルに含まれていた追加の設定データをすべて、web.xml に忘れずに結合してください。

   ---