Sun Java System Instant Messaging 7.2 管理ガイド

ProcedureInstant Messaging 用 HA を削除する

始める前に

この手順の説明に従って SUNWiimsc パッケージを削除すると、RTR ファイル SUNW.iim に対して行なったカスタマイズがすべて失われます。あとでカスタマイズを復元したいのであれば、SUNWiimsc パッケージを削除する前に、SUNW.iim のバックアップコピーを作成しておいてください。

  1. Instant Messaging データサービスを停止します。


    scswitch -F -g im-resource-group
    
  2. Instant Messaging リソースグループ (im-resource-group) 内のすべてのリソースを無効にします。


    # scswitch -n -j im-resource
    # scswitch -n -j im-logical-host
    # scswitch -n -j im-resource-group-store
    
  3. Instant Messaging リソースグループからリソースを削除します。


    # scrgadm -r -j im-resource
    # scrgadm -r -j im-logical-host
    # scrgadm -r -j im-resource-group-store
    
  4. Instant Messaging リソースグループを削除します。


    # scrgadm -r -g im-resource-group
    
  5. Instant Messaging リソースタイプを削除します。


    # scrgadm -r -t SUNW.iim
    
  6. Java Enterprise System インストーラを使用するか、次の方法で手動で SUNWiimsc パッケージを削除します。


    pkgrm SUNWiimsc
    

    パッケージを削除すると、RTR ファイルに対して行なったカスタマイズがすべて失われます。

  7. 設定ファイルおよびバイナリ用に共有ディレクトリを使用している場合は、HA の設定時に作成したすべてのソフトリンクを削除します。

    ノード 1 で、次のコマンドを実行します。


    rm /etc/opt/SUNWiim
    

    そのほかのすべてのノードで次のコマンドを実行します。


    rm /usr/cluster/lib/rgm/rtreg/SUNW.iim