このマニュアルでは、Sun JavaTM System Communications Express 6.1 2005Q4 およびその付属ソフトウェアコンポーネントを管理する方法について説明します。
この章で説明する内容は、次のとおりです。
このマニュアルは、Communications Express を管理、設定、および配備する担当者を対象としています。
このマニュアルでは、読者が Communications Express を設定、管理、および維持する担当者であり、次の項目を理解していることを前提としています。
JavaScriptTM
HTML
Sun JavaTMSystem Calendar Server
Sun JavaTMSystem Web Server Enterprise Edition
または
Sun JavaTMSystem Application Server Enterprise Edition
Sun JavaTM System Messaging Server
Sun JavaTM System Access Manager (以前は Sun JavaTM System Identity Server と呼ばれていたもの)
Sun JavaTM System Directory Server
このマニュアルには、次の章があります。
表 1–1 『Sun JavaTM System Communications Express 管理ガイド』の構成
章 |
説明 |
---|---|
この章 |
対象読者、前提知識、構成、表記上の規則、関連情報について説明します。 |
コンポーネント、アーキテクチャー、インタフェースなど、Communications Express の高レベルな概要について説明します。 |
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設定ツールを呼び出して、Communications Express を設定する方法について説明します。 |
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Communications Express の設定の詳細について説明します。 |
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シングルサインオン処理とその実装の概要について説明します。 |
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Communications Express のインストールおよび配備中に発生するよくある問題について説明し、エラーログを作成および有効にする手順の概要について説明します。 |
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ホストドメインを有効にするために Communications Express に加える変更について説明します。 |
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データ移行プロセスの高レベルな概要と、PAB データをアドレス帳サーバーに移行する手順について説明します。 |
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Directory Server、Calendar Server、Web Server、および Communications Express のパフォーマンスを向上させるために、それぞれで実行できるチューニングについて説明します。 |
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Access Manager の事後配備を有効または無効にする手順について説明します。 |
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選択されたスキーマと Web コンテナに応じたパネルシーケンスを一覧表示しています。 |
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付録 C 「Messaging Server なしで、シングルツリー構造を使用した Communications Express のインストール」 |
Communications Express で 2 つのディレクトリ情報ツリーメカニズムがどのように使用され、既存のシングルツリーのネームスペース構造がデュアルツリーのネームスペースにどのようにマップされるかについて説明します。 |
db_config.properties ファイル、uwcconfig.properties ファイル、uwcauth.properties ファイル、uwclogging.properties ファイル、uwcdomainconfig.properties ファイル、および personalstore.properties ファイルにある Communications Express の設定パラメータについて説明します。 |
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用語集 | |
索引 |
この節にある表は、このマニュアルで使用されている表記上の規則について説明しています。
次の表は、このマニュアルで使用されている書体の変更について説明しています。
表 1–2 書体の表記規則
書体 |
意味 |
例 |
---|---|---|
AaBbCc123 (モノスペース) |
コンピュータ画面上に表示されるテキスト、またはユーザーが入力するテキスト。API や言語要素、HTML タグ、Web サイトの URL、コマンド名、ファイル名、ディレクトリパス名、画面上のコンピュータ出力、コード例などがあります。 |
.login ファイルを編集します。 すべてのファイルを一覧表示するには、ls -a を使用します。 % You have mail. |
AaBbCc123 (太字のモノスペース) |
コード例またはその他の画面上のコンピュータ出力の中でユーザーが入力するテキスト。 |
% suPassword: |
AaBbCc123 (イタリック) |
変数など、実際の名前や値で置き換えなければならないコマンド名またはパス名内のプレースホルダ。 マニュアル名、新しい用語、強調する語などにも使用されます。 |
このファイルは、msg_svr_base/bin ディレクトリにあります。 ユーザーズガイドの第 6 章をお読みください。 これらはクラスオプションともいいます。 ファイルを保存しないでください。 |
次の表は、このマニュアルで使用されている記号の表記規則について説明しています。
表 1–3 記号の表記規則
記号 |
説明 |
例 |
意味 |
---|---|---|---|
[ ] |
省略可能なコマンドオプションが含まれています。 |
ls [-l] |
-l オプションは必須ではありません。 |
{ | } |
必要なコマンドオプションに対する選択の組が含まれています。 |
-d {y|n} |
-d オプションでは、y または n のどちらかの引数を使用する必要があります。 |
- |
同時に押す複数のキーを結合します。 |
Ctrl-A |
Ctrl キーを押したまま、A キーを押します。 |
+ |
連続して押す複数のキーを結合します。 |
Ctrl+A+N |
Ctrl キーを押し、いったん離してから、それ以降のキーを押します。 |
> |
グラフィカルユーザーインタフェースでのメニュー項目の選択を示します。 |
「ファイル」>「新規作成」>「テンプレート」 |
「ファイル」メニューから、「新規作成」を選択します。「新規作成」サブメニューから、「テンプレート」を選択します。 |
次の表は、このマニュアルで使用されているデフォルトパスとファイル名について説明しています。
表 1–4 デフォルトパスとファイル名
用語 |
説明 |
---|---|
msg_svr_base |
Messaging Server のベースインストールディレクトリを表します。msg_svr_base インストールのデフォルト値は次のとおりです。 Solaris™ システム: /opt/SUNWmsgsr |
cal_svr_base |
Calendar Server のベースインストールディレクトリを表します。cal_svr_base インストールのデフォルト値は次のとおりです。 Solaris™ システム: /opt/SUNWics5 |
インストールディレクトリを表します。このディレクトリパスは、JES インストーラの「インストールディレクトリ」パネルで Communications Express 用に入力されます。 デフォルトパスは var/opt/SUNWuwc です。 |
|
すべての Communications Express 設定ファイルが格納されるディレクトリを表します。 |
|
uwc-deployed-path |
Communications Express が配備されるディレクトリを表します。 このディレクトリパスは、設定プログラムツールの「設定ファイルとデータファイルを保存するディレクトリを選択」パネルで入力されます。 |
uwc-deployed-path/WEB-INF/domain |
ドメイン固有の設定ファイルが含まれているディレクトリを表します。 |
このマニュアルの例には、コマンド行プロンプト (たとえば、C シェルの %、Korn/Bourne シェルの $ など) は表示されていません。使用しているオペレーティングシステムの環境によって、コマンド行プロンプトは異なります。ただし、コマンドは特に指定されていないかぎり、このマニュアルに示されているとおりに入力してください。
http://docs.sun.com の Web サイトを利用すると、Sun の技術的なマニュアルにオンラインでアクセスできます。アーカイブをブラウズするか、または特定のマニュアル名または主題を検索することができます。
次の URL を利用すると、すべての Messaging Server マニュアルを参照できます。
http://docs.sun.com/app/docs/coll/MessagingServer_05q1?l=ja
利用可能なマニュアルは、次のとおりです。
『Sun JavaTM System Messaging Server リリースノート』
『Sun JavaTM System Messaging Server 配備計画ガイド』
『Sun JavaTM System Messaging Server Administration Reference』
『Sun JavaTMSystem Messaging Server Developer’s Reference』
『Sun JavaTMSystem Messenger Express Customization Guide』
『Sun JavaTMSystem Delegated 管理者ガイド』
次の URL を利用すると、すべての Calendar Server マニュアルを参照できます。
http://docs.sun.com/app/docs/coll/CalendarServer_05q1?l=ja
利用可能なマニュアルは、次のとおりです。
『Sun JavaTM System Calendar Server リリースノート』
『Sun JavaTMSystem Calendar Server 管理ガイド』
『Sun JavaTM System Calendar Server Developer’s Guide』
利用可能なマニュアルは、次のとおりです。
『Sun JavaTMSystem Communications Services User Management Utility Administration Guide』
『Sun Java TMSystem Communications Services 配備計画ガイド』
『Sun JavaTM System Communications Services Schema Migration Guide』
『Sun JavaTMSystem Communications Services Schema Reference』
『Sun JavaTMSystem Communications Services Event Notification Service Guide』
『Sun JavaTMSystem Communications Express 管理ガイド』
『Sun JavaTMSystem Communications Express Customization Guide』
Sun Java Systems Communications Express には、このマニュアルのほかに、管理者向けの補足情報や、エンドユーザーおよび開発者向けのマニュアルが用意されています。次の URL を使用すると、すべての Communications Express マニュアルを参照できます。
このマニュアルは、PDF 形式および HTML 形式でオンラインで参照できます。次の URL をご利用ください。
http://docs.sun.com/source/819-3544?l=ja
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