ここで説明する内容は次のとおりです。
カスタムバックアップスクリプトが Berkeley データベースのツール (db_recover など) を使用して作成されている場合は、Calendar Server にアップグレードすると、機能しなくなる可能性があります。これは、Calendar Server の以前のバージョンでは、ツールを静的ライブラリでコンパイルしていたためです。現在では、ツールは動的ライブラリの libdb-4.2.so でコンパイルされています。
既存のカスタムスクリプトで新しい動的ライブラリを使用するには、次に示す大域変数を設定します。
LD_LIBRARY_PATH=libdb-4.2.so