Calendar Server では、リソースカレンダの自動プロビジョニングはサポートしていません。サイトに必要なリソースごとに、次の方法を使用する必要があります。
Schema 1 の場合、Calendar Server Utility コマンド csresource create を使用します。
このユーティリティーは、リソースの LDAP エントリとデフォルトカレンダの両方を作成します。
たとえば、カレンダ ID が aud100、表示名が Auditorium (LDAP cn 属性)、およびデフォルトの設定を持つリソース LDAP エントリを作成するには、次のコマンドを実行します。
csresource -m aud100@siroe.com -c aud100 create Auditorium
Schema 2 の場合、Delegated Administrator Utility コマンド commadmin resource create の組み合わせを使用して、LDAP エントリを作成します。次に Calendar Server Utility コマンド csresource create を使用してデフォルトカレンダを作成します。
Schema 2 の場合、Delegated Administration Console を使用してリソース LDAP エントリを作成します。次に、Calendar Server Utility コマンド csresource create を使用してデフォルトカレンダを作成します。
Delegated Administration Console で LDAP リソースを作成するには、組織リストからこのリソースを配置する組織を選択します。該当する組織の「カレンダーリソース」ページで、「新規」をクリックして「新規カレンダーリソースを作成」ウィザードを起動します。
リソースの LDAP エントリがすでに存在する場合、csresource ではカレンダのみが作成されます。LDAP エントリは重複して作成されません。
Delegated Administrator Utility については、『Sun Java System Communications Services 6 2005Q4 Delegated Administrator Guide』を参照してください。
Delegated Administrator Console については、オンラインヘルプを参照してください。
csresource については、付録 D 「Calendar Server のコマンド行ユーティリティーのリファレンス」 を参照してください。