csattribute ユーティリティーは、Calendar Server ユーザーまたはリソースの LDAP エントリ属性を管理します。次のコマンドがあります。
add: 指定したターゲット (ユーザーまたはリソースオブジェクト) に LDAP 属性と値を追加する。
list: ターゲットオブジェクトの属性をリスト表示する。
delete: ターゲットから属性を削除する。
LDAP CLD プラグインを利用しているサイトでは、icsDWPHost 属性の値を新しいバックエンドホストサーバーに変更するときに csattribute を使用しないでください。icsDWPHost を変更しても、新しいカレンダは新しいバックエンドホストに作成されません。詳細は、第 6 章「複数のマシンへのカレンダデータベースの分散の設定」を参照してください。
Calendar Server は稼動中でも停止していてもかまいません。
インストール時に指定した Calendar Server の実行ユーザーまたはグループ (icsuser、icsgroup など)、または root としてログインする必要があります。
csattribute [-q|-v] -a attribute=value [-t resource | user] [-d domain] add target csattribute [-q|-v] -a attribute[=value] [-t resource | user] [-d domain] delete target csattribute [-q | -v] [-t resource | user] [-d domain] list target |
次の表は、csattribute ユーティリティーで使用できるコマンドを示しています。
表 D–2 csattribute ユーティリティーのコマンド
コマンド |
説明 |
---|---|
add target |
指定したターゲット (ユーザーまたはリソースオブジェクト) に LDAP 属性と値を追加します。 |
list target |
ターゲットオブジェクトの属性をリスト表示します。 |
delete target |
ターゲットから属性を削除します。 |
version |
ユーティリティーのバージョンを表示します。 |
次の表は、csattribute ユーティリティーのコマンドオプションを示しています。
表 D–3 csattribute ユーティリティーのコマンドオプション