csclean ユーティリティーは、Schema 2 でホストされたドメインモードでのみ動作します。状態属性 (icsStatus) が Delegated Administrator によって「削除」としてマークされているユーザーのユーザーカレンダとリソースカレンダを削除します。
Schema 1 でホストされていないドメインモードの場合、削除されたユーザーのカレンダをすべて削除するには、csuser と cscal を使用します。
Schema 2 でホストされたドメインを使用する必要があります。
Calendar Server は稼動中でも停止していてもかまいません。
csclean は、Calendar Server がインストールされているマシンでローカルに実行する必要があります。
インストール時に指定した Calendar Server の実行ユーザーまたはグループ (icsuser、icsgroup など)、またはroot としてログインする必要があります。
csclean [-q | -v] [-g graceperiod] clean domain |
次の表は、csclean ユーティリティーのコマンドオプションを示しています。
表 D–8 csclean ユーティリティーのコマンドオプション