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Sun Java™ System Identity Manager 7.0 リソースリファレンス 


ACF2

ACF2 リソースアダプタは、IBM Host Access Class Library API を介して OS/390 メインフレーム上のユーザーアカウントとメンバーシップの管理をサポートします。このアダプタは、TN3270 エミュレータセッションで ACF2 を管理します。

ACF2 アダプタは、次のバージョンをサポートします。

ACF2 リソースアダプタは、com.waveset.adapter.ACF2ResourceAdapter クラスで定義されます。

リソースを設定する際の注意事項

なし

Identity Manager 上で設定する際の注意事項

ACF2 リソースアダプタは、カスタムアダプタです。インストールプロセスを完了するには、次の手順を実行してください。

  1. ACF2 リソースを Identity Manager のリソースリストに追加するには、「管理するリソースの設定」ページの「カスタムリソース」セクションに次の値を追加してください。
  2. com.waveset.adapter.ACF2ResourceAdapter

  3. Identity Manager のメインフレームアダプタは、IBM Host Access Class Library (HACL) を使用してメインフレームに接続します。HACL は、IBM Websphere Host On-Demand (HOD) で利用できます。HACL が含まれる推奨 jar は habeans.jar です。これは、HOD に付属する HOD Toolkit (または Host Access Toolkit) とともにインストールされます。サポートされる HACL のバージョンは、HOD V7.0、V8.0、および V9.0 に含まれているバージョンです。
  4. ただし、ツールキットのインストールを利用できない場合は、HOD のインストールに含まれる次の jar を habeans.jar の代わりに使用できます。

    • habase.jar
    • hacp.jar
    • ha3270.jar
    • hassl.jar
    • hodbase.jar
    • habeans.jar ファイルまたはその代替ファイルのすべてを、Identity Manager がインストールされた WEB-INF/lib ディレクトリにコピーします。詳細については、http://www.ibm.com/software/webservers/hostondemand/ を参照してください。

使用上の注意

ここでは、ACF2 リソースアダプタの使用に関連する依存関係と制限について示します。

管理者

TSO セッションでは、複数の同時接続は許可されません。Identity Manager ACF 操作の同時実行を実現するには、複数の管理者を作成します。したがって、2 人の管理者を作成すれば、2 つの Identity Manager ACF 操作を同時に実行できます。少なくとも 2 人 (できれば 3 人) の管理者を作成するようにしてください。

クラスタ環境で実行する場合は、クラスタ内のサーバーごとに 1 人の管理者を定義します。これは、各サーバーの管理者が同じ管理者である場合にも適用されます。TSO の場合は、クラスタ内のサーバーごとに異なる管理者にします。

クラスタを使用しない場合は、各行のサーバー名が同じ (Identity Manager ホストマシンの名前) になるようにしてください。


ホストリソースアダプタは、同じホストに接続している複数のホストリソースでの親和性管理者に対して最大接続数を強制しません。代わりに、各ホストリソース内部の親和性管理者に対して最大接続数が強制されます。

同じシステムを管理する複数のホストリソースがあり、現在それらが同じ管理者アカウントを使用するように設定されている場合は、同じ管理者がリソースに対して同時に複数のアクションを実行しようとしていないことを確認するために、それらのリソースを更新しなければならない可能性があります。


リソースアクション

ACF2 アダプタに必要なリソースアクションは login と logoff です。login アクションは、認証されたセッションに関してメインフレームとネゴシエーションを行います。logoff アクションは、そのセッションが不要になったときに接続を解除します。

login リソースアクションおよび logoff リソースアクションの作成の詳細については、Top Secret アダプタの「使用上の注意」を参照してください。

SSL 設定

ここでは、SSL の設定に関して次の内容を説明します。

SSL または TLS を使用してアダプタを Telnet/TN3270 サーバーに接続する

SSL または TLS を使用して ACF2 リソースアダプタを Telnet/TN3270 サーバーに接続するには、次の手順を使用します。

  1. Telnet/TN3270 サーバーの証明書を PKCS #12 ファイル形式で取得します。このファイルのパスワードとして hod を使用します。サーバーの証明書をエクスポートする方法については、使用しているサーバーのマニュアルを参照してください。一般的なガイドラインについては、後述の「PKCS #12 ファイルの生成」の手順を参照してください。
  2. PKCS #12 ファイルから CustomizedCAs.class ファイルを作成します。最新バージョンの HOD を使用している場合は、次のコマンドを使用してこの作業を行います。
  3. ..¥hod_jre¥jre¥bin¥java -cp ../lib/ssliteV2.zip;../lib/sm.zip com.ibm.eNetwork.HOD.convert.CVT2SSLIGHT CustomizedCAs.p12 hod CustomizedCAs.class

  4. CustomizedCAs.class ファイルを Identity Manager サーバーのクラスパス内の任意の場所 ($WSHOME/WEB-INF/classes など) に配置します。
  5. セッションプロパティー」というリソース属性がリソースにまだ存在しない場合は、Identity Manager IDE またはデバッグページを使用して、この属性をリソースオブジェクトに追加します。<ResourceAttributes> セクションに、次の定義を追加します。
  6. <ResourceAttribute name='セッションプロパティー' displayName='セッション プロパティー' description='セッションプロパティー' multi='true'>

    </ResourceAttribute>

  7. リソースの「リソースパラメータ」ページに移動し、「セッションプロパティー」リソース属性に次の値を追加します。
  8. SESSION_SSL
    true

PKCS #12 ファイルの生成

ここでは、SSL/TLS を使用する Host OnDemand (HOD) リダイレクタを使用している場合に PKCS #12 ファイルを生成するときの一般的な手順を説明します。この作業の実行の詳細については、HOD のマニュアルを参照してください。

  1. IBM 証明書管理ツールを使用して、新しい HODServerKeyDb.kdb ファイルを作成します。このファイルの一部として、新しい自己署名付き証明書をデフォルトのプライベート証明書として作成します。
  2. HODServerKeyDb.kdb ファイルの作成時に、「証明書データベースにキーを追加しようとしてエラーが発生した」という内容のメッセージが表示された場合は、1 つ以上の信頼できる認証局証明書の期限が切れている可能性があります。IBM の Web サイトをチェックして、最新の証明書を取得します。

  3. 作成したプライベート証明書を Base64 ASCII として cert.arm ファイルにエクスポートします。
  4. IBM 証明書管理ツールを使用して cert.arm ファイルから「署名者証明書」にエクスポートされた証明書を追加することにより、CustomizedCAs.p12 という名前の新しい PKCS #12 ファイルを作成します。このファイルのパスワードとして hod を使用します。
SSL 接続のトラブルシューティング

「セッションプロパティー」リソース属性に次の内容を追加することにより、HACL のトレースを有効にできます。

SESSION_TRACE

ECLSession=3 ECLPS=3 ECLCommEvent=3 ECLErr=3 DataStream=3 Transport=3 ECLPSEvent=3


トレースパラメータは、改行文字を入れずに列挙してください。テキストボックス内でパラメータが折り返される場合は、そのままでかまいません。


Telnet/TN3270 サーバーにも、同じように利用できるログがあります。

セキュリティーに関する注意事項

ここでは、サポートされる接続と特権の要件について説明します。

サポートされる接続

Identity Manager は TN3270 接続を使用して ACF2 と通信します。

必要な管理特権

ACF2 と接続する管理者には、ACF2 ユーザーの作成と管理を行うための十分な特権が与えられている必要があります。

プロビジョニングに関する注意事項

次の表に、このアダプタのプロビジョニング機能の概要を示します。

機能

サポート状況

アカウントの有効化/無効化

使用可

アカウントの名前変更

使用可

パススルー認証

使用不可

前アクションと後アクション

使用可

データ読み込みメソッド

  • リソースから直接インポート
  • 調整

アカウント属性

次の表に、ACF2 アカウント属性に関する情報を示します。

リソースユーザー属性

データの種類

説明

NAME

String

ロギングおよびセキュリティー違反レポートに表示されるユーザー名

PHONE

String

ユーザーの電話番号

ACCESS.ACC-CNT

String

このログイン ID の作成以降に、このログイン ID によってシステムにアクセスした回数

ACCESS.ACC-DATE

String

このユーザーが最後にシステムにアクセスした日付

ACCESS.ACC-SRCE

String

このログオン ID が最後にシステムにアクセスした論理的または物理的な入力ソース名またはソースグループ名

ACCESS.ACC-TIME

String

このユーザーが最後にシステムにアクセスした時刻

CANCEL/SUSPEND.CANCEL

Boolean

ログオン ID は、システムへのアクセスをキャンセルおよび拒否されます

CANCEL/SUSPEND.CSDATE

String

CANCEL フィールドまたは SUSPEND フィールドの設定された日付

CANCEL/SUSPEND.CSWHO

String

CANCEL、SUSPEND、または MONITOR フィールドを設定するログオン ID

CANCEL/SUSPEND.MON-LOG

Boolean

このユーザーがシステムに入るたびに、ACF2 は SMF レコードを書き込みます

CANCEL/SUSPEND.MONITOR

Boolean

このユーザーがシステムに入るたびに、CA-ACF2 がセキュリティーコンソールと指定されたユーザー (CSWHO) にメッセージを送信します

CANCEL/SUSPEND.SUSPEND

Boolean

ログオン ID は、システムへのアクセスを中断および拒否されます

CANCEL/SUSPEND.TRACE

Boolean

このユーザーによるすべてのデータ参照は、トレースおよび記録されます

CICS.ACF2CICS

Boolean

このアドレス空間のログオン ID で実行されているすべての CICS/ESA 4.1 以降の領域で、CA-ACF2 CICS セキュリティーが初期化されることを示します

CICS.CICSCL

String

CICS オペレータクラス

CICS.CICSID

String

CICS オペレータ ID

CICS.CICSKEY

String

CICS リリース 1.6 以降をサポートするトランザクションセキュリティーキーの値の最初の 3 バイト

CICS.CICSKEYX

String

CICS リリース 1.6 以降をサポートするトランザクションセキュリティーキーの値の末尾の 5 バイト

CICS.CICSPRI

String

CICS オペレータの優先順位

CICS.CICSRSL

String

CICS リソースアクセスキー

CICS.IDLE

String

このユーザーの端末トランザクション間隔として許可された最大時間 (分)

IMS.MUSDLID

String

MUSASS アドレス空間のデフォルトのログオン ID

IDMS.IDMSPROF

String

ユーザーが CA-IDMS にサインオンするときに実行されるサインオンプロファイル CLIST の名前

IDMS.IDMSPRVS

String

ユーザーが CA-IDMS にサインオンするときに実行されるサインオンプロファイル CLIST のバージョン

MUSASS.MUSID

String

IMS レコードが適切な管理領域に確実に関連付けられるように、Infostorage データベース内の IMS レコードをグループ化します

MUSASS.MUSIDINF

Boolean

CA-ACF2 Info タイプのシステムエントリ呼び出しのために、MUSID フィールドを使用して MUSASS 領域へのアクセスを制限するようにしてください。

MUSASS.MUSOPT

String

CAIDMS アドレス空間を管理する CA-ACF2 CA-IDMS オプションモジュールの名前

MUSASS.MUSPGM

String

CA-IDMS 起動プログラムの名前

MUSASS.MUSUPDT

Boolean

ユーザーが CA-ACF2 データベースを更新できるようにします

PRIVILEGES.ACCOUNT

Boolean

ユーザーは、範囲を制限されながらもログオン ID を挿入、削除、および変更できます

PRIVILEGES.ACTIVE

String

このフィールドに含まれる日付の午前 0 時 1 分に、ログオン ID が自動的にアクティブ化されます。

PRIVILEGES.AUDIT

Boolean

この特権を使用して、ユーザーは CAACF2 システムのパラメータを検査できますが、変更はできません。

PRIVILEGES.AUTODUMP

Boolean

データ設定やリソース違反が発生したときに作成されるダンプ

PRIVILEGES.AUTONOPW

Boolean

この仮想マシンには、パスワードを指定しなくても自動ログオンできます。

PRIVILEGES.BDT

Boolean

このログオン ID のアドレス空間は、Bulk Data Transfer (BDT) 製品に属しています。

PRIVILEGES.CICS

Boolean

ログオン ID には CICS にサインオンする権限があります。

PRIVILEGES.CMD-PROP

Boolean

これは、ユーザーが SET TARGET コマンドまたは TARGET パラメータを使用して、グローバル CPF ターゲットリストをオーバーライドできることを示しています。

PRIVILEGES.CONSULT

Boolean

ユーザーはほかのログオン ID を表示できます。

PRIVILEGES.DUMPAUTH

Boolean

このユーザーは、アドレス空間が実行専用環境またはパスコントロール環境にある場合でも、ダンプを生成できます。

PRIVILEGES.EXPIRE

String

一時的なログオン ID が期限切れになる日付。

PRIVILEGES.IDMS

Boolean

ログオン ID には CA-IDMS にサインオンする権限があります。

PRIVILEGES.JOB

Boolean

ユーザーは、バッチおよびバックグラウンドの端末監視プログラム (Terminal Monitor Program、TMP) ジョブを入力できます。

PRIVILEGES.JOBFROM

Boolean

ユーザーは //*JOBFROM 管理ステートメントを使用できます。

PRIVILEGES.LEADER

Boolean

ユーザーは、ほかのユーザーのほかのログオン ID の特定のフィールドを表示して変更できます。

PRIVILEGES.LOGSHIFT

Boolean

ユーザーは、ログオン ID レコードの SHIFT フィールドで指定した期間外にシステムにアクセスできます。

PRIVILEGES.MAINT

Boolean

ユーザーは、指定のライブラリから実行される指定のプログラムを使用して、ロギングまたは検証なしでリソースにアクセスできます。

PRIVILEGES.MUSASS

Boolean

このログオン ID は、複数ユーザーのシングルアドレス空間システム (MUSASS) です。

PRIVILEGES.NO-INH

Boolean

ネットワークジョブは、送信者からこのログオン ID を継承できません。

PRIVILEGES.NO-SMC

Boolean

Step-must-complete (SMC) コントロールがバイパスされ、重要な VSAM 更新操作の実行中は、ジョブはキャンセル不可であるとみなされます。

PRIVILEGES.NO-STORE

Boolean

このユーザーは、規則セットの格納または削除を承認されていません。

PRIVILEGES.NON-CNCL

Boolean

規則によってこのアクセスが禁止されている場合でも、ユーザーはすべてのデータにアクセスできます。

PRIVILEGES.PGM

String

このログオン ID のジョブを送信するために指定された APF 承認のプログラム。

PRIVILEGES.PPGM

Boolean

ユーザーは、GSO PPGM レコードで指定されたこれらの保護されたプログラムを実行できます。

PRIVILEGES.PRIV-CTL

Boolean

ユーザーがシステムにアクセスして自分に付与された追加の特権や権限を確認したときに、特権管理リソース規則をチェックします。

PRIVILEGES.PROGRAM

String

このログオン ID のジョブを送信するために指定された APF 承認のプログラム。

PRIVILEGES.READALL

Boolean

ログオン ID には、そのサイトのすべてのデータに対する読み取りアクセス権のみがあります。

PRIVILEGES.REFRESH

Boolean

このユーザーは、オペレータのコンソールから F ACF2,REFRESH オペレータコマンドを発行することを承認されています。

PRIVILEGES.RESTRICT

Boolean

この限定されたログオン ID は本番稼働用で、ユーザー検証用のパスワードは必要ありません。

PRIVILEGES.RSRCVLD

Boolean

ユーザーの行うすべてのアクセスをリソース規則が承認する必要があることを、指定します。

PRIVILEGES.RULEVLD

Boolean

このユーザーがアクセスするすべてのデータに対してアクセス規則が存在する必要があります。

PRIVILEGES.SCPLIST

String

この特権ユーザーのアクセスを制限する Infostorage 範囲のレコード。

PRIVILEGES.SECURITY

Boolean

このユーザーは、自分の制限範囲内で、アクセス規則、リソース規則、および Infostorage レコードを作成、維持、削除できるセキュリティー管理者です。

PRIVILEGES.STC

Boolean

開始済みタスクのみがこのログオン ID を使用します。

PRIVILEGES.SUBAUTH

Boolean

APF 承認のプログラムのみが、このログオン ID を指定するジョブを送信できます。

PRIVILEGES.SYNCNODE

String

Logonid データベース内で、このログオン ID と同期されるログオン ID の存在するノード

PRIVILEGES.TAPE-BLP

Boolean

このユーザーは、テープデータセットにアクセスしたときに、完全なラベルバイパス処理 (BLP) を使用できます。

PRIVILEGES.TAPE-LBL

Boolean

このユーザーは、テープデータセットにアクセスしたときに、制限された BLP を使用できます。

PRIVILEGES.TSO

Boolean

このユーザーは、TSO へのサインオンを承認されています。

PRIVILEGES.VAX

Boolean

このログオン ID は VAX (UAF) infostorage レコードと関連付けられています。

PRIVILEGES.VLDRSTCT

Boolean

RESTRICT ログオン ID に対してこのフィールドがオンになっていると、ログオン ID が継承される場合でも PROGRAM および SUBAUTH が検証されます。

PASSWORD.MAXDAYS

String

パスワードの期限が切れる前に、パスワードの変更間隔として許可される最大日数。値が 0 の場合、制限は何も適用されません。

PASSWORD.MINDAYS

String

ユーザーがパスワードを変更できるようになる前に経過する必要のある最小日数

PASSWORD.PSWD-DAT

String

最後の無効なパスワード試行のあった日付

PASSWORD.PSWD-EXP

Boolean

ユーザーのパスワードは、手動で強制的に期限切れにされました。

PASSWORD.PSWD-INV

String

最後にログオンに成功して以来、パスワード違反の発生した回数

PASSWORD.PSWD-SRCE

String

このログオン ID の無効なパスワードを最後に受信した論理的または物理的な入力ソース名、またはソースグループ名

PASSWORD.PSWD-TIM

String

このログオン ID の無効なパスワードを最後に受信した時刻

PASSWORD.PSWD-TOD

String

パスワードの最終変更日時

PASSWORD.PSWD-VIO

String

PSWD-DAT で発生したパスワード違反の回数

PASSWORD.PSWD-XTR

Boolean

このログオン ID のパスワードは暗号化が不十分なので、APF 承認のプログラムによって抽出できます。

RESTRICTIONS.AUTHSUP1 〜 AUTHSUP8

Boolean

これらのフィールドによって、それぞれに指定されたシステムユーザーの拡張ユーザー認証 (EUA) をアクティブ化できます。

RESTRICTIONS.GROUP

String

このユーザーに関連付けられたグループ名またはプロジェクト名

RESTRICTIONS.PREFIX

String

このユーザーが所有してアクセスできるデータセットの高いレベルのインデックス

RESTRICTIONS.SHIFT

String

ユーザーがシステムへのログオンを許可されるタイミングを定義するシフトレコード

RESTRICTIONS.SOURCE

String

このログオン ID がシステムにアクセスする必要のある論理的または物理的な入力ソース名、またはソースグループ名

RESTRICTIONS.VMACCT

String

仮想マシンのデフォルトのアカウント番号を保持している loginID フィールド

RESTRICTIONS.VMIDLEMN

String

アイドル終了処理が開始される前に、このユーザーがシステム上でアイドル状態でいられる時間 (分)

RESTRICTIONS.VMIDLEOP

String

ユーザーがアイドル時間の制限を超えたときに実行されるアイドル終了処理のタイプ

RESTRICTIONS.ZONE

String

このログオン ID が通常システムにアクセスするタイムゾーン (つまり、ユーザーのローカルタイムゾーン) を定義する Infostorage Database ゾーンレコードの名前

STATISTICS.SEC-VIO

String

このユーザーのセキュリティー違反の総回数

STATISTICS.UPD-TOD

String

このログオン ID の最終更新日時

TSO.ACCTPRIV

Boolean

ユーザーに TSO アカウンティング特権があるかどうかを示します

TSO.ALLCMDS

Boolean

ユーザーは特別なプレフィックス文字を入力することで、CA-ACF2 に制限されたコマンドリストをバイパスすることができます。

TSO.ATTR2

String

IBM プログラム管理機能 (PCF) が、コマンドの制限やデータセット保護のために PSCBATR2 フィールドを使用します。

TSO.CHAR

String

このユーザーの TSO 文字削除の文字

TSO.CMD-LONG

Boolean

TSO コマンドリストの使用時には、リストされたコマンドとエイリアスのみが受け入れられることを示します

TSO.DFT-DEST

String

TSO 回転 SYSOUT データセットのデフォルトのリモート宛先

TSO.DFT-PFX

String

ログオン時にユーザーのプロファイル内に設定されるデフォルトの TSO プレフィックス

TSO.DFT-SOUT

String

デフォルトの TSO SYSOUT クラス

TSO.DFT-SUBC

String

デフォルトの TSO 送信クラス

TSO.DFT-SUBH

String

デフォルトの TSO 送信保持クラス

TSO.DFT-SUBM

String

デフォルトの TSO 送信メッセージクラス

TSO.INTERCOM

Boolean

このユーザーは、TSO SEND コマンドを経由してほかのユーザーからのメッセージを受け入れます。

TSO.JCL

Boolean

このユーザーは、TSO からのバッチジョブの送信や、SUBMIT、STATUS、CANCEL、および OUTPUT コマンドの使用ができます。

TSO.LGN-ACCT

Boolean

このユーザーは、ログオン時にアカウント番号を指定できます。

TSO.LGN-DEST

Boolean

このユーザーは TSO ログイン時に DFT-DEST フィールドで指定された値をオーバーライドするリモートの出力先を指定できます。

TSO.LGN-MSG

Boolean

このユーザーはログオン時にメッセージクラスを指定できます。

TSO.LGN-PERF

Boolean

このユーザーはログオン時にパフォーマンスグループを指定できます。

TSO.LGN-PROC

Boolean

このユーザーはログオン時に TSO プロシージャー名を指定できます。

TSO.LGN-RCVR

Boolean

このユーザーは、TSO または TSO/E コマンドパッケージの復元オプションを使用できます。

TSO.LGN-SIZE

Boolean

このユーザーは、ログオン時に任意の領域サイズを指定することを承認されています。

TSO.LGN-TIME

Boolean

このユーザーはログオン時に TSO セッション時間制限を指定できます。

TSO.LGN-UNIT

Boolean

このユーザーはログオン時に TSO ユニット名を指定できます。

TSO.LINE

String

TSO 行削除の文字

TSO.MAIL

Boolean

ログオン時に TSO からメールメッセージを受信します

TSO.MODE

Boolean

TSO からモーダルメッセージを受信します

TSO.MOUNT

Boolean

このユーザーはデバイスのマウントを発行できます。

TSO.MSGID

Boolean

プレフィックス TSO メッセージ ID

TSO.NOTICES

Boolean

ログオン時に TSO 通知を受信します

TSO.OPERATOR

Boolean

このユーザーは TSO オペレータ特権を持ちます

TSO.PAUSE

Boolean

CLIST 内で実行されたコマンドが多重メッセージを発行すると、プログラムを一時停止させます。

TSO.PMT-ACCT

Boolean

このユーザーがログオン時にアカウント番号を指定するように強制します。

TSO.PMT-PROC

Boolean

このユーザーがログオン時に TSO プロシージャー名を指定するように強制します。

TSO.PROMPT

Boolean

不足しているパラメータや不正なパラメータを指定し直すように求めます

TSO.RECOVER

Boolean

TSO または TSO/E コマンドパッケージの復元オプションを使用します

TSO.TSOACCT

String

ユーザーのデフォルトの TSO ログオンアカウント

TSO.TSOCMDS

String

このユーザーが使用を承認されているコマンドのリストを含む TSO コマンドリストモジュールの名前。

TSO.TSOFSCRN

Boolean

このユーザーには全画面ログオンが表示されます。

TSO.TSOPERF

String

ユーザーのデフォルトの TSO パフォーマンスグループ

TSO.TSOPROC

String

ユーザーのデフォルトの TSO プロシージャー名

TSO.TSORBA

String

このユーザーのメールインデックスレポートポインタ (MIRP)

TSO.TSORGN

String

ユーザーがログオン時にサイズ指定しない場合の、ユーザーのデフォルトの TSO 領域サイズ (K バイト単位)

TSO.TSOSIZE

String

ユーザーが LGS-SZE フィールドを指定していない場合の、ユーザーの TSO 領域の最大サイズ (K バイト単位)

TSO.TSOTIME

String

ユーザーのデフォルトの TSO 時間パラメータ

TSO.TSOUNIT

String

ユーザーのデフォルトの TSO ユニット名

TSO.VLD-ACCT

Boolean

CA-ACF2 によって TSO アカウント番号が検証されることを示します

TSO.VLD-PROC

Boolean

CA-ACF2 によって TSO プロシージャー名が検証されることを示します

TSO.WTP

Boolean

Write-To-Programmer (WTP) メッセージを表示します

リソースオブジェクトの管理

なし

サンプルフォーム

ACF2UserForm.xml

トラブルシューティング

Identity Manager のデバッグページを使用して、次のクラスにトレースオプションを設定します。

HostAccess クラスのトラブルシューティングについては、Top Secret アダプタの「トラブルシューティング」の節を参照してください。



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