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Sun Java™ System Identity Manager 7.0 リソースリファレンス 


NetWare NDS

Identity Manager は、次の Novell 製品をサポートするアダプタを提供します。

次の表に、Novell アダプタの属性の概要を示します。

GUI 名

クラス名

NetWare NDS

com.waveset.adapter.NDSResourceAdapter

NetWare NDS with SecretStore

com.waveset.adapter.NDSSecretStoreResourceAdapter


NetWare NDS Active Sync アダプタ (com.waveset.adapter.NDSActiveSyncResourceAdapter) は、Identity Manager 5.0 SP1 以後は非推奨になりました。現在、このアダプタのすべての機能は NetWare NDS アダプタに含まれています。NetWare NDS Active Sync アダプタの既存のインスタンスは引き続き機能しますが、これらのインスタンスの新しいインスタンスは作成できなくなります。


リソースを設定する際の注意事項

ここでは、Identity Manager で使用する NetWare NDS リソースの設定手順を説明します。次のような手順があります。

ゲートウェイロケーション

管理対象のドメインに接続できる任意の NDS クライアントに、Sun Identity Manager Gateway をインストールします。パススルー認証が有効である場合は、複数のゲートウェイをインストールするようにしてください。

ゲートウェイサービスアカウント

デフォルトでは、ゲートウェイサービスはローカルシステムアカウントとして実行されます。これは、「サービス」MMC スナップインで設定できます。

ゲートウェイをローカルシステム以外のアカウントとして実行する場合は、ゲートウェイサービスアカウントに「Act As Operating System」ユーザー権限と「Bypass Traverse Checking」のユーザー権限が必要です。ゲートウェイは、パススルー認証や、特定の状況でのパスワードの変更およびリセットに、これらの権限を使用します。

事前のアクションや事後のアクションのスクリプトを実行するときは、ゲートウェイに「プロセスレベルトークンの置き換え」の権限が必要な場合があります。この権限は、ゲートウェイが別のユーザー (リソース管理ユーザーなど) としてスクリプトのサブプロセスを実行しようとする場合に必要です。この場合、ゲートウェイプロセスには、そのサブプロセスに関連付けられたデフォルトのトークンを置き換える権限が必要です。

この権限がない場合は、サブプロセスの作成中に次のエラーが返されることがあります。

"Error creating process: A required privilege is not held by the client"

プロセスレベルトークンの置き換え」権限は、デフォルトのドメインコントローラのグループポリシーオブジェクトと、ワークステーションおよびサーバーのローカルセキュリティーポリシーで定義されます。この権限をシステムに設定するには、「管理ツール」フォルダの「ローカルセキュリティーポリシー」アプリケーションを開き、「ローカルポリシー」>「ユーザー権利の割り当て」>「プロセスレベルトークンの置き換え」に移動します。

SecretStore 証明書

SecretStore をサポートするには、NDS システムから Identity Manager アプリケーションサーバーに SSL 証明書をエクスポートしてください。

この証明書を取得する方法の 1 つは、ConsoleOne を使用して公開鍵をエクスポートすることです。そのためには、ConsoleOne を起動し、SSL CertificateDNS オブジェクトに移動します。SSL CertificateDNS オブジェクトの「Properties」ダイアログで、「Certificates」タブから「Public Key Certificate」を選択します。「Export」ボタンをクリックして、証明書のエクスポートプロセスを開始します。非公開鍵をエクスポートする必要はありません。このファイルを DER 形式で保存します。

DER ファイルを Identity Manager アプリケーションサーバーにコピーします。次に、keytool またはその他の証明書管理ツールを使用して、証明書を jdk¥jre¥lib¥security¥cacerts の鍵ファイルに追加します。keytool ユーティリティーは、Java SDK に付属しています。keytool ユーティリティーについては、Java のマニュアルを参照してください。

Identity Manager 上で設定する際の注意事項

NetWare NDS アダプタに必要な追加のインストール手順はありません。

リソースリストに NDS SecretStore リソースを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「管理するリソースの設定」ページの「カスタムリソース」セクションに次の値を追加します。
  2. com.waveset.adapter.NDSSecretStoreResourceAdapter

  3. jsso.jar ファイルを InstallDir¥idm¥WEB-INF¥lib ディレクトリにコピーします。jsso.jar ファイルは、Novell SecretStore または Novell SecureLogin を含む NDS クライアントがインストールされている次のいずれかの場所から取得できます。
    • NovellInstallDir¥ConsoleOne¥version¥lib¥SecretStore
    • NovellInstallDir¥ConsoleOne¥version¥lib¥security

使用上の注意

ここでは、NetWare NDS リソースアダプタの使用に関連する情報を提供します。次のトピックで構成されています。

各種の注意点

パススルー認証

NDS の認証処理方法での制限により、NDS にパススルー認証を実装するには、この目的だけに使用する独立したリソースを作成する必要があります。同じクライアントホストとゲートウェイを使用してパススルー認証とプロビジョニングを実行すると、ERR_DIFF_OBJ_ALREADY_AUTHED というエラーメッセージが返される場合があります。

パススルー認証に使用するリソースに接続するクライアントホストに、別の Sun Identity Manager Gateway をインストールしてください。Identity Manager に、同じ NDS クライアントをポイントする別のリソースオブジェクトを単に作成することはできません。管理者の「ユーザー DN」フィールドと「ベースコンテキスト」フィールドが、両方のリソースで同じになるようにしてください。


パススルー認証リソースを調整したり、パススルー認証リソースにユーザーアカウントを含めたりしてはいけません。プロビジョニングやその他の管理タスクには、標準のリソースが引き続き使用されます。


次の手順に従って、NDS でパススルー認証が有効になるように Identity Manager を設定します。この例では、プロビジョニングリソースの名前を NDS_Resource、パススルー認証用のリソースの名前を NDS_Passthrough とします。

  1. NDS_Resource システムでは、HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Waveset¥Lighthouse¥Gateway¥ExclusiveNDSContext レジストリキーの値を必ずデフォルト値の 0 (マルチスレッド) に設定してください。
  2. NDS_Passthrough では、ExclusiveNDSContext の値を 1 (シングルスレッド) に設定します。

  3. リソースごとに独立したログインモジュールを含む新しいログインモジュールグループを作成します。「ログイン成功条件」フィールドを、両方のログインモジュールを満たすように設定します。次に、NDS_Passthrough のモジュールが NDS_Resource のモジュールの前に一覧表示されるように、ログインモジュールの順序を設定します。
  4. System Configuration オブジェクトに共通リソース属性を追加します。この属性は、一覧表示されたシステム上で定義されたユーザーが、同期させたユーザー ID とパスワードをリソースに持たせていることを示します。
  5. 次の例では、NDS グループに 2 つのリソースを追加します。

    <Attribute name='common resources'>
       <Object>
          <Attribute name='NDS Group'>
             <List>
                <String>NDS_Resource</String>
                <String>NDS_Passthrough</String>
             </List>
          </Attribute>
       </Object>
    </Attribute>

    NDS_Resource は、ユーザーアカウントの管理に使用されるリソースであるため、一覧の先頭に表示されます。

すべてのプロビジョニング機能は NDS_Resource によって処理され、すべてのパススルー認証呼び出しは NDS_Passthrough を介して行われます。

GroupWise での NDS ユーザーの管理

GroupWise との統合が有効になっていると、NDS アダプタによって NDS ユーザーの GroupWise 属性を管理できます。NDS アダプタは、GroupWise ポストオフィスの NDS ユーザーの追加と削除をサポートします。また、ほかの GroupWise アカウント属性 (AccountID、GatewayAccess、DistributionLists など) を取得し、変更します。

GroupWise 統合の有効化

GroupWise との統合を有効にするには、GroupWise ドメイン DN リソース属性の値を定義してください。この値は、管理する GroupWise ドメインの DN を指定します。この属性の値の例を次に示します。

CN=gw_dom.ou=GroupWise.o=MyCorp

NDS ツリーリソース属性は、配下に GroupWise ドメインが存在すると予測される NDS ツリーを定義します。つまり、GroupWise ドメインは、アダプタが管理する NDS ユーザーと同じツリーに配置してください。

NDS ユーザーの GroupWise ポストオフィスの管理

アカウント属性 GW_PostOffice は、GroupWise ポストオフィスを表します。

NDS ユーザーを GroupWise ポストオフィスに追加するには、GW_PostOffice アカウント属性を、GroupWise ドメインに関連付けられた既存のポストオフィスの名前に設定します。

NDS ユーザーを別の GroupWise ポストオフィスに移動するには、GW_PostOffice アカウント属性を、GroupWise ドメインに関連付けられた新しいポストオフィスの名前に設定します。

NDS ユーザーをポストオフィスから削除するには、GW_PostOffice アカウント属性を GroupWise 削除パターンリソース属性と同じ値に設定します。GroupWise 削除パターンリソース属性のデフォルト値は *TRASH* です。

SecretStore と Identity Manager System Configuration オブジェクト

デフォルトでは、SecretStore を含む NetWare NDS アダプタを使用してリソースオブジェクトを管理することはできません。この機能を有効にするには、System Configuration オブジェクトを編集してください。

次の行を見つけます。

<!-- form mappings -->
   <Attribute name='form'>
      <Object>

これらの行の直後に、次の行を追加します。

<!-- NetWare NDS with SecretStore -->
<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Create Group Form'
value='NetWare NDS Create Group Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Update Group Form'
value='NetWare NDS Update Group Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Create Organization Form'
value='NetWare NDS Create Organization Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Update Organization Form'
value='NetWare NDS Update Organization Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Create Organizational Unit Form' value='NetWare NDS Create Organizational Unit Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Update Organizational Unit Form'value='NetWare NDS Update Organizational Unit Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Create User Form'
value='NetWare NDS Create User Form'/>

<Attribute name='NetWare NDS with SecretStore Update User Form'
value='NetWare NDS Update User Form'/>

セキュリティーに関する注意事項

ここでは、サポートされる接続と特権の要件について説明します。

サポートされる接続

ゲートウェイサービスを使用して NetWare NDS のリソースに接続することをお勧めします。ゲートウェイサービスでは、ネットワーク上でパスワード情報を交換するために TCP/IP ソケット接続 (3 DES) が使用されます。

標準 LDAP または SSLP 上の LDAP を使用して NetWare NDS サーバーに接続することもできます。このシナリオでは、LDAP リソースアダプタを使用します。

必要な管理特権

Identity Manager の管理者は、NetWare ユーザーを作成するために適切な NDS 権限を持っている必要があります。デフォルトでは、NetWare 管理者は、ディレクトリおよび NetWare ファイルシステムのすべての権限を持っています。

パスワード管理を行うために、NDS 管理者は、次のプロパティーに対する比較、読み取り、および書き込みの権限を持っている必要があります。

NDS SecretStore を使用して機能を実行する Identity Manager の管理者アカウントを、SecretStore 管理者として定義してください。

プロビジョニングに関する注意事項

次の表に、このアダプタのプロビジョニング機能の概要を示します。

機能

サポート状況

アカウントの有効化/無効化

使用可

アカウントの名前変更

使用可

パススルー認証

使用可

前アクションと後アクション

使用不可

データ読み込みメソッド

  • リソースから直接インポート
  • リソースの調整
  • Active Sync

アカウント属性

ここでは、次の NetWare NDS アカウント属性のサポートについて説明します。

属性がサポートされるかどうかは、通常、属性の構文 (または型) によって決まります。一般に、Identity Manager は boolean 型、文字列型、および整数型の構文をサポートします。

SYN_CI_LIST 構文を持つ属性 (Language など) と SYN_PO_ADDRESS 構文を持つ属性 (Postal Address など) の値は、$ で区切られた文字列のリストにするようにしてください。SYN_OCTET_STRING 属性の値は、Base 64 でエンコードした、オクテットストリームのバイト文字列にしてください。

属性構文のサポート

次の「サポートされる構文」と「サポートされない構文」では、属性構文のサポートについて説明します。

サポートされる構文

次の表に、サポートされる属性構文に関する情報を示します。

NDS 構文

属性タイプ

オブジェクト ID

構文 ID

Boolean

Boolean

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7

SYN_BOOLEAN

Case Exact String

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.26

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.2

SYN_CE_STRING

Case Ignore List

String

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.6

SYN_CI_LIST

Case Ignore String

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.15

SYN_CI_STRING

Class Name

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.38

SYN_CLASS_NAME

Counter

Int

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.22

SYN_COUNTER

Distinguished Name

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12

SYN_DIST_NAME

Fax Number

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.22

SYN_FAX_NUMBER

Integer

Int

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.27

SYN_INTEGER

Interval

Int

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.27

SYN_INTERVAL

Numeric String

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.36

SYN_NU_STRING

Octet String

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.40

SYN_OCTET_STRING

Path

String

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.15

SYN_PATH

Postal Address

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.41

SYN_PO_ADDRESS

Printable String

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.44

SYN_PR_STRING

Stream

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.5

SYN_STREAM

Telephone Number

String

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.50

SYN_TEL_NUMBER

Time

Int

1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.24

SYN_TIME

サポートされない構文

次の表に、サポートされない構文に関する情報を示します。

NDS 構文

オブジェクト ID

構文 ID

Back Link

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.23

SYN_BACK_LINK

EMail Address

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.14

SYN_EMAIL_ADDRESS

Hold

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.26

SYN_HOLD

Net Address

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.12

SYN_NET_ADDRESS

Object ACL

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.17

SYN_OBJECT_ACL

Octet List

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.13

SYN_OCTET_LIST

Replica Pointer

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.16

SYN_REPLICA_POINTER

Timestamp

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.19

SYN_TIMESTAMP

Typed Name

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.25

SYN_TYPED_NAME

Unknown

2.16.840.1.113719.1.1.5.1.0

SYN_UNKNOWN

アカウント属性のサポート

次の「サポートされるアカウント属性」と「サポートされないアカウント属性」では、属性のサポートについて説明します。

サポートされるアカウント属性

次の属性は、NDS リソースアダプタの「アカウント属性」ページに表示されます。

リソースユーザー属性

NDS 構文

属性タイプ

説明

Create Home Directory

Boolean

Boolean

ユーザーのホームディレクトリを作成するかどうかを示します。Home Directory パラメータを設定してください。

Description

Case Ignore String

String

ユーザーについて説明するテキスト。

Facsimile Telephone Number

Facsimile Telephone Number

String

電話番号および (オプションで) ユーザーに関連するファクシミリ端末用のパラメータ。

Full Name

Case Ignore String

String

ユーザーのフルネーム。

Generational Qualifier

Case Ignore String

String

人の世代を示します。たとえば、Jr. や II などです。

Given Name

Case Ignore String

String

ユーザーの名。

Group Membership

Distinguished Name

String

ユーザーが属するグループのリスト。

GW_AccountID

Not applicable

String

GroupWise アカウンティングの「ユーザー情報」フィールドに指定するアカウント ID。

GW_DistributionLists

Not applicable

String

ユーザーがメンバーになっている配布リスト。値は、有効な配布リストの識別名 (DN) にしてください。

GW_GatewayAccess

Not applicable

String

GroupWise ゲートウェイへのアクセスを制限します。このフィールドが適用されるかどうかについては、使用しているゲートウェイのマニュアルを参照してください。

GW_Name

Not applicable

String

GroupWise のメールボックス名。

GW_PostOffice

Not applicable

String

GroupWise ドメインに関連付けられた既存のポストオフィスの名前。

Home Directory

Path

String

クライアントの現在の作業ディレクトリの場所。詳細は、「使用上の注意」を参照してください。

Initials

Case Ignore String

String

ユーザーのミドルネームのイニシャル。

Internet EMail Address

Case Ignore String

String

インターネット電子メールアドレスを指定します。

L

Case Ignore String

String

物理的または地理的な場所。

Locked By Intruder

Boolean

Boolean

ログイン試行の失敗回数が多過ぎたためにアカウントがロックされたことを示します。

Login Grace Limit

Integer

Int

(古いパスワードの期限が切れたあとで) 古いパスワードを使用してそのアカウントにアクセスできる合計回数。

Login Maximum Simultaneous

Integer

Int

1 人のユーザーが同時に起動できる、認証されたログインセッションの数。

ou

Case Ignore String

String

組織単位の名前。

Password Allow Change

Boolean

Boolean

ユーザーがあるアカウントでログインしたときに、そのアカウントのパスワードを変更できるかどうかを決定します。

Password Expiration Interval

Interval

Int

パスワードがアクティブになっている期間。

Password Required

Boolean

Boolean

ユーザーがログインするにはパスワードが必要であることを設定します。

Password Unique Required

Boolean

Boolean

ユーザーパスワードを変更するときに、Passwords Used 属性に含まれるパスワードとは異なるパスワードを指定しなければならないことを設定します。

Surname

Case Ignore String

String

必須。個人が親から受け継ぎ (または結婚によって変更し)、一般に知られている名前。

Telephone Number

Telephone Number

String

ユーザーの電話番号。

Title

Case Ignore String

String

組織内部でユーザーに与えられた役職または職務。

userPassword

N/A

Encrypted

必須。ユーザーのパスワード。

次の表に、NDS User オブジェクトクラスで定義される追加のサポート対象属性の一覧を示します。

リソースユーザー属性

NDS 構文

属性タイプ

説明

Account Balance

Counter

Int

ユーザーがネットワークサービス (接続時間など) を購入するために持っているクレジット額。

Allow Unlimited Credit

Boolean

Boolean

ネットワークサービスを使用するために無制限のクレジット額をユーザーアカウントが持っているかどうかを示します。

audio

Octet String

String

バイナリ形式のオーディオファイル。

businessCategory

Case Ignore String

String

組織で実施されているビジネスの種類を示します。

carLicense

Case Ignore String

String

自動車の登録番号 (ナンバープレート)

departmentNumber

Case Ignore String

String

組織内の部署を特定します

displayName

Case Ignore String

String

管理者画面に表示される名前。

Employee ID

Case Ignore String

String

組織内の従業員を数値で示します

employeeType

Case Ignore String

String

従業員、契約社員などの雇用形態。

Entrust:User

Case Exact String

String

Entrust ユーザーを指定します。

Higher Privileges

Distinguished Name

String

セキュリティーアクセス特権の代替セット。

homePhone

Telephone Number

String

ユーザーの自宅電話番号。

homePostalAddress

Postal Address

String

ユーザーの自宅住所。

jpegPhoto

Octet String

String

ユーザーの写真を格納している JPEG ファイル

labeledUri

Case Ignore String

String

ユーザーの URI (Uniform Resource Identifier)。

Language

Case Ignore List

String

言語の順序付けられたリスト

Last Login Time

Time

String

現在のセッションの直前のセッションのログイン日時。

ldapPhoto

Octet String

String

バイナリ形式のオブジェクトの写真。

Login Allowed Time Map

Octet String

String

アカウントに対して曜日ごとに 1 時間半の精度で許可されたログイン時間枠。

Login Disabled

Boolean

Int

アカウントが無効になったことをユーザーに通知します。

Login Expiration Time

Time

String

クライアントが以降のログインをできなくなる日時。

Login Grace Remaining

Counter

Int

アカウントがロックされる前に許可される猶予ログインの回数。

Login Intruder Attempts

Counter

Int

現在の間隔内で発生したログイン試行の失敗回数。

Login Intruder Reset Time

Time

String

Intruder Attempts 変数が次にリセットされる時刻。

Login Script

Stream

String

ユーザーのログインスクリプト。

Login Time

Time

String

現在のセッションのログイン時刻。

manager

Distinguished Name

String

ユーザーのスーパーバイザ。

Minimum Account Balance

Integer

Int

指定されたサービスを利用するためにユーザーが自分のアカウントに持っている必要がある最小クレジット額 (または金額)。

mobile

Telephone Number

String

ユーザーの携帯電話番号。

NDSPKI:Keystore

Octet String

String

ラップされた非公開鍵が含まれています。

NRD:Registry Data

Stream

String

NetWare レジストリデータベース

NRD:Registry Index

Stream

String

NetWare レジストリデータベースのインデックス

pager

Telephone Number

String

ユーザーのポケットベル番号。

Password Expiration Time

Time

String

パスワードの期限が切れる日時を指定します。

preferredLanguage

Case Ignore String

String

ユーザーの書き言葉または話し言葉の言語に関する設定。

Print Job Configuration

Stream

String

指定された印刷ジョブ設定に関する情報が含まれています。

Printer Control

Stream

String

DOS プリンタ定義ファイル (NET$PRN.DAT) に対する NDS の対応部分。

Profile

Distinguished Name

String

ユーザーがログイン時にプロファイルを指定しなかった場合のログインプロファイル。

Profile Membership

Distinguished Name

String

オブジェクトが使用できるプロファイルのリスト。

Public Key

Octet String

String

認証された RSA 公開鍵

roomNumber

Case Ignore String

String

ユーザーのオフィスの電話番号。

secretary

Distinguished Name

String

ユーザーの管理補佐。

Security Equals

Distinguished Name

String

ユーザーのグループメンバーシップおよびセキュリティー等価を指定します。

Security Flags

Integer

Int

オブジェクトの NCP パケットシグニチャーレベル。

Timezone

Octet String

String

ユーザーのタイムゾーンオフセット。

UID (User ID)

Integer

Int

UNIX クライアントによって使用される一意のユーザー ID。

userCertificate

Octet String

String

証明書管理用の証明書。

userSMIMECertificate

Octet String

String

Netscape Communicator の S/MIME に対応するユーザーの証明書。

x500UniqueIdentifier

Octet String

String

DN が再利用された場合のユーザーの識別に使用される識別子。

サポートされないアカウント属性

次のアカウント属性はサポートされません。

リソースオブジェクトの管理

Identity Manager は、デフォルトで次の NetWare NDS オブジェクトをサポートします。文字列ベース、整数ベース、またはブールベースの属性も管理できます。

リソースオブジェクト

サポートされる機能

管理される属性

Group

作成、更新、削除

L、OU、O、CN、Description、Member、Owner

Organizational Unit

作成、更新、削除

OU、Description、L、Facsimile Telephone Number、Telephone Number

Organization

作成、更新、削除

dn、O、Description、L、Facsimile Telephone Number、Telephone Number

アイデンティティーテンプレート

デフォルトのアイデンティティーテンプレートは次のとおりです。

CN=$accountId$.O=MYORG

デフォルトのテンプレートを有効な値で置き換えてください。

サンプルフォーム

ここでは、このリソースアダプタで利用できるサンプルフォームの一覧を示します。

組み込みのフォーム

次のフォームは、Identity Manager に組み込まれています。

その他の利用可能なフォーム

NDSUserForm.xml フォームも利用できます。

トラブルシューティング

Identity Manager のデバッグページを使用して、次のクラスでトレースオプションを設定します。

Sun Identity Manager Gateway を介した NDS へのアクセスをシングルスレッド化または直列化するには、ゲートウェイマシンの HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Waveset¥Lighthouse¥Gateway ノードに次のレジストリキーと値を設定します。

名前

タイプ

データ

ExclusiveNDSContext

REG_DWORD

  • 0: この機能を無効にします。
    コンテキストがマルチスレッド化されます。
  • 1: コンテキストがシングルスレッド化されます。

また、次のメソッドに対してトレースを有効にすることで接続の問題について診断できます。



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