Java EE コンポーネントの監視

アダプタの監視

Enterprise Manager で、インバウンドアダプタを開始または停止できるほか、アダプタの情報を表示することができます。

始める前に、監視するアダプタに関連する Enterprise Manager プラグインを追加する必要があります。利用できるプラグインは、Java CAPS アップローダーの「ダウンロード」ページに表示されます。ただし、プラグインのインストールは、Enterprise Manager から行います。プラグインのインストール方法の詳細は、『Java CAPS での Enterprise Manager の管理アプリケーションの使用』を参照してください。

Enterprise Manager の基本情報については、「Enterprise Manager の基本」を参照してください。

アダプタの情報の表示

Enterprise Manager には、アダプタの読み取り専用情報を表示するフレームワークが含まれています。

アダプタの読み取り専用情報のスクリーンショット。

Procedureアダプタの情報を表示する

  1. Enterprise Manager の「エクスプローラ」パネルで、アプリケーションサーバーのノードを展開し、アダプタを選択します。


    注 –

    「詳細」パネルにコネクティビティーマップが表示される場合は、コネクティビティーマップ内のアダプタを選択できます。


    「詳細」パネルの左には、ツリーコンポーネントがあります。

  2. ツリーのノードをクリックすると、そのノードの情報が表示されます。

  3. 最上位ノードに含まれるプロパティーを次の表に示します。

    プロパティー 

    説明 

    システム 

    アダプタが「エクスプローラ」パネルの Java EE 部分にあるか、SRE 部分にあるかを示します。 

    ホスト:ポート 

    アダプタが配備されているサーバーの URL です。 

    コンポーネントタイプ 

    アダプタの内部用語です。 

    接続タイプ 

    アダプタがインバウンド、アウトバウンドのどちらのモードで使用されているかを示します。 

    状態 

    アダプタが起動しているか、停止しているかを示します。 

  4. 「構成プロパティー」ノード (「コネクタ詳細」ノードの下) に含まれるプロパティーを次の表に示します。

    プロパティー 

    説明 

    EwayResourceAdapterMBeanName 

    アダプタの管理対象 Bean の名前です。

    EwayName 

    アダプタの名前です。 

    EwayDescription 

    アダプタの簡単な説明です。 

    EwayVersion 

    アダプタのバージョン番号です。 

    SupportedModes

    値が Inbound の場合、ポーリング、または待機による外部システムからのイベントの受信を、アダプタがサポートしていることを意味します。これがサーバーモードです。

    値が Outbound の場合、アダプタでクライアントモードがサポートされていることを意味します。クライアントとは外部システムのことです。

    値が Inbound_Outbound の場合、アダプタでインバウンド、アウトバウンドの両方のモードがサポートされています。

  5. 「設定」ノードの下にあるノードのプロパティーは、アダプタごとに異なります。値は、開発者が IDE で設定します。

  6. 「アラート」ノードについては、「アラートの監視」を参照してください。

  7. 「ログ」ノードについては、「ログの監視」を参照してください。

インバウンドアダプタの停止と起動

インバウンドアダプタを停止すると、アダプタは配備されたまま、再度起動するまで中断されます。

アウトバウンドアダプタを停止および起動することはできません。

Procedureインバウンドアダプタを停止する

  1. Enterprise Manager の「エクスプローラ」パネルでコネクティビティーマップを選択します。

  2. Enterprise Manager の「詳細」パネルで外部アプリケーションをクリックします。

  3. 「停止」をクリックします。

Procedureインバウンドアダプタを起動する

  1. Enterprise Manager の「エクスプローラ」パネルでコネクティビティーマップを選択します。

  2. Enterprise Manager の「詳細」パネルで外部アプリケーションをクリックします。

  3. 「起動」をクリックします。