この手順では、ユーザーアクティビティーの静的割り当てと動的割り当てのいずれかを作成できます。静的割り当てでは、「条件」ページで定義した条件が満たされたときにタスクが割り当てられるユーザーを指定します。このためには、実行中の LDAP サーバーに接続する必要があります。動的割り当てでは、タスクが割り当てられるユーザーの名前を含む着信データ内のフィールドを指定します。この割り当てを作成するために LDAP サーバーに接続する必要はありません。この手順は、すべての式に必要です。ユーザーが割り当てられていない式がユーザーアクティビティーに含まれる場合は、BP の検証が失敗します。
「ワークリストマネージャー」ウィンドウで、「割り当て」タブをクリックします。
図 9 に示すように、「割り当て」ページが表示されます。
静的割り当てを作成するには、次の手順に従います。
「割り当て」ページで、「割り当てタイプ」が「静的」であることを確認し、「接続」をクリックします。
「LDAP 接続のプロパティー」ダイアログボックスが表示されます。
図 10 の値を入力し、「了解」をクリックします。
「割り当て」ページの左側のパネルに、LDAP ディレクトリで定義されているロール、グループ、およびユーザーが読み込まれます。
左側のパネルのリストから、このタスク割り当てに含めるロール、グループ、およびユーザーを選択し、「割り当て」をクリックします。
動的割り当てを作成するには、次の手順に従います。
「割り当てタイプ」フィールドで、「動的」を選択します。
図 11 に示すように、「割り当て」ページが属性の表示に変わります。
属性リストで、リストを展開し、タスクが割り当てられるユーザーの名前を含むフィールドを選択します。
「タスクエスカレーションの定義」に進みます。式の定義が完了している場合は「了解」をクリックます。
使用中の LDAP 実装に合わせてプロパティーを変更してください。
説明 |
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LDAP サーバーがあるコンピュータの名前。 |
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LDAP サーバーが要求を待機するポート番号。 |
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ユーザーディレクトリのルート識別名 (たとえば、dc=sun,dc=com)。 |
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ワークリストマネージャーユーザーを割り当てるロールの名前 (存在する場合)。このフィールドは必須ではありません。 |
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ワークリストマネージャーユーザーを割り当てるグループの名前 (存在する場合)。このフィールドは必須ではありません。 |
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使用する LDAP サーバーのタイプ。 |
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LDAP サーバーとリポジトリ間で共有されるデータを暗号化するかどうかのインジケータ。SSL が設定されている場合は、このオプションを選択します。 |
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LDAP サーバーへの匿名バインドを作成するか、特定のログイン資格を使用するかの指定。このチェックボックスの選択を解除すると、下側のフィールドが有効になります。 |
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ディレクトリサーバーへの接続に使用するユーザーの識別名。 |
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認証のためにベース DN をユーザー DN に付加するかどうかの指定。 |
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前述のユーザー DN に関連付けられたパスワード。 |