ユーザーアクティビティーのための Sun Business Process Manager ワークリストマネージャーの使用

ワークリストマネージャーの使用

Web ベースのワークリストマネージャーを使用して、タスクのリストを表示および管理できます。このリストには、自分自身のタスクだけでなく、自分に割り当てられた部下のタスクも含まれています。自分のタスクと部下のタスクを管理したり、自分に割り当てられたタスクをエスカレーションしたりすることができます。

タスクの管理

ワークリストマネージャーでは、自分のタスクと自分のレポートのタスクを管理できます。チェックアウトおよびチェックインの機能は、バージョン管理を提供するもので、同じタスクに対して複数の人物が作業しないようにするために必要です。タスクを変更するときは、あらかじめタスクをチェックアウトする必要があります。

Procedureタスクを管理する

  1. Web ブラウザを開き、次の URL を入力してワークリストマネージャーにアクセスします。

    http://hostname:port/wlm_application_name

    各表記の意味は次のとおりです。

    • hostname はリポジトリが実行されているシステムです。

    • port は、リポジトリにアクセスするためのポート番号です。これは HTTP プロパティーです (デフォルト値は 18001)。

    • wlm_application_name は、ワークリストマネージャーアプリケーションの設定可能な名前です。このプロパティーは、ワークリストマネージャー外部システムのプロパティーの「WLMConnector 外部システムの設定」で定義されます。

  2. ログイン情報を入力し、「ログイン」をクリックします。

    図 24 に示すように、ワークリストマネージャーが表示されます。

    図 24 ワークリストマネージャーのタスクリスト

    図は、ワークリストマネージャーのユーザーインタフェースを示しています。

  3. タスクを完了するには、次の手順に従います。

    1. リストからタスクを選択します。

    2. 「チェックアウト」をクリックします。

    3. 「実行」をクリックします。

      完了するタスクが表示されます。

    4. タスクを完了します。

    5. 「完了」をクリックします。


      注 –

      「完了」をクリックすると、ワークリストマネージャーに対して行ったすべての変更が確定されます。「完了」をクリックしないと、タスクに対して行ったすべての変更が破棄されます。


  4. 自分のタスクのいずれかをマネージャーにエスカレーションするには、次の手順に従います。

    1. リストからタスクを選択します。

    2. 「エスカレート」をクリックします。

  5. タスクを自分のレポートのいずれかに再割り当てするには、次の手順に従います。

    1. リストからタスクを選択します。

    2. 「再割り当て」ボタンの隣のドロップダウンリストで、タスクを割り当てるユーザーの名前を選択します。

    3. 「再割り当て」をクリックします。

タスク履歴の表示

ワークリストマネージャーは、各タスクに対して行われた変更の完全な履歴を提供します。変更内容は、ワークリストマネージャーに表示されます。

Procedureタスク履歴を表示する

  1. ワークリストマネージャーで、履歴を表示するタスクをリストから選択します。

  2. 「履歴」をクリックします。

    図 25 に示すように、「タスク履歴」ページが表示されます。

    図 25 ワークリストマネージャーの履歴ページ

    図は、ワークリストマネージャーのユーザーインタフェース上の「タスク履歴」ページを示しています。

  3. 履歴を確認したら、「閉じる」をクリックします。

タスク割り当てフィールドの設定

ワークリストマネージャーのメインページに表示する列を指定できます。列の表示順序を指定することもできます。列には、ワークリストマネージャーの標準のフィールドとともに、ユーザーが定義したフレックス属性も含まれます。

Procedureタスク割り当てフィールドを設定する

  1. ワークリストマネージャーのツールバーで、「詳細設定の設定」をクリックします。

    図 26 に示すように、「列設定の選択」ページが表示されます。

    図 26 ワークリストマネージャー: 列設定の選択

    図は、ワークリストマネージャーのユーザーインタフェース上の「詳細設定の設定」ページを示しています。

  2. ワークリストマネージャーのメインページに表示する列を「選択できる列」リストから選択します。

  3. 右矢印ボタンをクリックします。

  4. 列の順序を変更するには、列を選択し、列が目的の位置に来るまで上矢印ボタンまたは下矢印ボタンをクリックします。

  5. メインページから列を削除するには、「選択した列」リストから削除する列を選択し、左矢印ボタンをクリックします。

  6. 列の変更が完了したら、「詳細設定の変更」をクリックします。

フレックス属性の表示

ユーザーアクティビティーのフレックス属性に値をマップした場合は、ワークリストマネージャーでそれらの属性の値を表示できます。

Procedureフレックス属性を表示する

  1. ワークリストマネージャーのツールバーで、「詳細の取得」をクリックします。

    「タスクの詳細」ページが表示されます。

    図 27 「タスクの詳細」ページ

    図は、ワークリストマネージャーのユーザーインタフェース上の「タスクの詳細」ページを示しています。

  2. 属性の詳細を確認したら、「了解」をクリックします。