ここでは、エンバイロメントエクスプローラからアクセスする BatchSCP OTD の設定プロパティーについて説明します。
BatchSCP アダプタ環境プロパティーには、次のセクションがあります。
BatchSCP 環境プロパティーの「SSH 設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 47 「Environment」 - 「BatchSCP」 - 「SSH 設定」
BatchSCP 環境プロパティーの「ファイアウォール設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 48 「Environment」 - 「BatchSCP」 - 「ファイアウォール設定」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
プロキシサーバーのホスト名または IP アドレスを指定します。 |
プロキシサーバーのホスト名または IP アドレス。設定済みのデフォルトは「ローカルホスト」です。 |
|
プロキシサーバーのポート番号を指定します。 |
プロキシサーバーのポート番号。設定済みのデフォルトは 1080 です。 |
|
プロキシサーバーのログインパスワードを指定します。 |
プロキシサーバーのログイン ID に対応するパスワード。 |
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プロキシサーバーのユーザーログイン ID を指定します。 |
プロキシサーバーのユーザーログイン ID。 |
BatchSCP 環境プロパティーの「一般設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 49 「Environment」 - 「BatchSCP」 - 「一般設定」
BatchSCP 環境プロパティーの「接続プールの設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 50 「Environment」 - 「BatchSCP」 - 「接続プールの設定」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
通常プールサイズ |
プール内で常に使用可能にする物理接続の最小数を指定します。 |
常に使用可能な接続の最大数を示す整数。値 0 (ゼロ) は、プール内に物理接続がなく、必要に応じて新しい接続が作成されることを示します。 設定済みのデフォルトは 2 です。 |
最大プールサイズ |
プールに含める物理接続の最大数を指定します。0 (ゼロ) は、最大数がないことを示します。 |
使用できる接続の最大数を示す整数。値 0 (ゼロ) は、最大数がないことを示します。 設定済みのデフォルトは 10 です。 |
最大アイドルタイムアウト (秒) |
最大アイドルタイムアウト (秒単位) を指定します。これは、サーバーに対するヒントです。タイマースレッドは、定期的に未使用の接続を削除します。このパラメータは、このスレッドの実行間隔を定義します。このスレッドは、指定されたアイドル時間の経過後に未使用の接続を削除します。これによって、ユーザーは接続がプール内でアイドル状態でいられる時間を指定できます。 |
最大アイドルタイムアウト (秒単位) を示す整数。このパラメータに 0 より大きい値を設定すると、コンテナは指定された時間アイドル状態だったすべての接続を消去または破棄します。値 0 は、アイドル状態の接続がプール内に無期限に残留できることを指定します。 設定済みのデフォルトは 300 (5 分) です。 |
「接続再試行の設定」セクションには、次の最上位パラメータが含まれています。
BatchSCP 環境マッププロパティーの「一般設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。
表 51 「Environment」 - 「BatchSCP」 - 「接続再試行の設定」
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
接続再試行 |
接続の取得に失敗したときに接続を確立するために行う再試行の回数を指定します。 |
接続の取得に失敗したときに接続を確立するために行う再試行の最大回数を示す整数。デフォルト値は 0 です。 |
接続再試行間隔 |
接続先のファイルへのアクセスを次に再試行するまでの一時停止の長さ (ミリ秒単位) を指定します。「接続再試行」の設定と組み合わせて使用します。 |
一時停止の長さ (ミリ秒単位) を示す整数。デフォルト値は 1000 (1 秒) です。 |