この方法を使用して独自のユーザー定義の発見的設定を作成する場合は、次の点に注意してください。
BatchFTP のコネクティビティーマッププロパティーである「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」は、「ディレクトリリストスタイル」プロパティーより優先されます。「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」が指定されている場合は、対応する BatchFTP アダプタ (OTD) の発見的設定として使用されます。適用される発見的スタイルとして「ディレクトリリストスタイル」プロパティーの値を使用するには、「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」プロパティーの値を空白のままにする必要があります。
「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」プロパティーの値を空白 (値なし) に設定すると、選択した「ディレクトリリストスタイル」プロパティーの値 (組み込みの発見的設定) が現在の有効なスタイルになります。
ユーザー定義の発見的設定ファイルは、実行時にアプリケーションサーバー上に存在し、配備されたアプリケーションが発見的設定パラメータにアクセスできるように適切なアクセス権設定を持っている必要があります。
「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」が指定されているが、「ユーザー定義の発見的設定ファイル」プロパティーの値が空白である場合や、関連付けられたユーザー定義の発見的設定ファイルにアクセスできないか、または対応するスタイル設定がこのファイルに含まれていない場合は、BatchFTP OTD によってエラーメッセージが生成されます。
「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」の値を設定すると、「ユーザー定義の発見的設定ファイル」プロパティーで指定された対応する発見的設定ファイルの読み込みがトリガーされます。発見的設定ファイルに変更を加えた場合は、「ユーザー定義の発見的設定ファイル」プロパティーを設定してから「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」を設定します。